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世界中医薬学会連合会第三期第二回理事会開催されました

 世界中医薬学会連合会の第三期第二回理事会及び、第一回監事会会議を、6月22~24日に、中国吉林省の吉林市にある、松花湖療養施設にて開催しました。
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 この会の同時に、世界中医薬学会連合会中医手法の専門委員会も成立され、なお、第一回「中医手法と人類健康」というテーマにした国際フォーラムも開かれました。世界中数十ヶ国から大勢の鍼灸や推拿などの専門家が出席され、中医の手法治療について交流されました。
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 一方、理事会には、主に「中医薬を国際標準化へ」についての進展などを報告し、これから臨む課題についてを討論しました。

 なお、日本校の植松理事長は、再び、理事会の主席団の執行委員会(議長団)に選ばれました。
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PS:『黄帝内経』筆記 陰陽五行(十四)は、来週にアップ致します。

(李)
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by jbucm | 2012-06-28 15:00 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

世界医学気功学会の大会の報告及び国際医学気功師試験結果のお知らせ

今月の17~19日に、北京郊外にある九華三荘という大きな総合施設にて、世界医学気功学会の第五回代表大会及び第七回学術交流大会に参加しました。

今回の会議で、日本校の植松 捷之理事長が、世界医学気功学会理事会の常務理事及び副秘書長に当選されました!
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会議の期間中、国際医学気功師試験の担当者から、5月日本校にて行われた「国際医学気功師認定試験」の結果を知らせられました。おめでたく、参加者全員合格です!

証書も頂いてきましたので、本日、郵便局・書留で発送致します。近いうちに、試験に参加された方のお手元に届くと思います。

これからも、皆様のご活躍を期待しております。

(李)
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by jbucm | 2012-06-27 10:59 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

国際中医薬膳師認定試験の結果

4月に行われた「国際中医薬膳師認定試験」の結果がわかりました。

参加者全員は合格です、おめでとうございます。

証書は今週中に、郵便局・書留で発送致しますので、しばらくお待ちください。なお、送り先を変更がある方は、学校までご連絡を頂ければ幸いです。

皆様のご活躍を期待しております。
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by jbucm | 2012-06-25 09:40 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

最初の薬粥専門書

こんにちは、周です。今回は中国最初の薬粥(中薬を加えて作ったお粥)に関する専門書の話です。

清の時代の養生家・黄云鵠が著した≪粥譜≫は、中国最初の薬粥専門書であります。薬粥療法とは、中医学理論の基で、薬粥を用いて、強身延年(身体を強くする、寿命を延ばす)・疾病防治(疾病を予防・治療する)という一種飲食療法です。歴代薬粥理論及び粥方(組み合わせ)は、本草・方剤・養生・食療・臨床医書・総合性医書の中に分散して掲載されています。

早くも、≪周書≫に、こう書かれています:「黄帝始烹谷(穀)為粥」。しかし、薬物を加え、米谷(穀)物と一緒にお粥を作って病を治療するという、最初の記述は、≪史記・扁鵲倉公列伝≫であります。その列伝に、「斉王有疾、医家淳于意診断後譲斉王服火斉粥、服後斉王病癒」と記載してあります。
淳于意については、2012年4月16日ブログ記事をご参照ください。

薬粥に関する書籍も多くあります。例えば、漢の時代・張仲景の≪傷寒論≫に、米薬合用(米と薬を併用する)の典型的な用法であるー「白虎湯」・「桃花湯」・「竹葉石膏湯」。唐の時代・孫思邈の≪千金要方≫に、「食節」専節(食に関する専門の文章)。また、牛乳粥・天花粉粥を用いて、老年性疾病を治療する記載もあります。≪太平聖恵方≫には、宋の時代前の民間保健粥食129方(例)を収録してあり、「杏仁粥」は咳嗽に、「酸棗仁粥」は不眠に有効であります。明の時代・李時珍の≪本草綱目≫には、薬粥62方を記載してあり、専節の論述もあります。明の時代に入ると、薬粥は盛んになり、専門書も特に多くあります。例えば、≪普済方≫には、180方を、≪二如亭群芳譜≫には、18方を収録してあります。そんな状況から見ると、明の時代に、薬粥を用いての疾病防治に応用するのは、普及されていました。

清の時代に至ると、薬粥療法は新たに発展しました。黄云鵠が著した≪粥譜≫には、粥方247方を集録してあります。その粥譜は、中国に於ける最多の粥方資料だけでなく、最古の薬粥専門書でもあります。その粥譜は、歴代の薬粥を谷(穀)類・蔬類・木果類・植薬類・卉薬類・動物類に分類し、1つ1つ粥方について、効用及び主治を簡単な論述します。但し、不足な所がありますー①単純な粥名を羅列する、②用量・製法を欠如する、③全部単味粥方である、④前人の有効な複方を未記載である。

薬粥療法に使用する中薬は、大部分が性味平和の滋養強壮薬です。これらの中薬は、抗老防衰(老衰を予防する)・延年益寿という作用があります。常用される中薬は、以下ですー山薬、枸杞、何首烏、肉蓯蓉、山楂、柏子仁。これらの薬粥を常に食べると、確実に補益抗老・延年長寿の効果が得られます。

因みに、日本では、お粥は病人食と感覚されますが、中国では、一般食であり、特に朝ご飯として食べます。私の故郷(広州)では、「飲茶」という習慣があります、「飲茶」メニューには、お粥だけも沢山あります。
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by jbucm | 2012-06-25 09:30 | 中医薬膳専科 | Comments(0)

画竜点睛

こんにちは、周です。今回は成語――画竜点睛(hua long dian jing)を紹介します。

竜を描いて最後にひとみを描き入れるー文章・画・話に、肝心な言葉を1つ2つ付け加えて、全体を引き立たせるを喩えます。「画竜」は竜の絵を描くこと、「睛」は瞳のことで、「点睛」は瞳を点ずるということです。
例えば、「一個好題目、常常対作品有画竜点睛之妙、激発人○(=イに門)閲読的興趣」(好いタイトルは、文章・小説などの作品に、画竜点睛という絶妙な効果があり、人々の読み興味を引き起こす)。
反対語は、画蛇添足です。

『歴代名画記・張僧繇』にある、以下の故事を紹介します。
中国の南朝・梁の時代(紀元6世紀)、張僧繇という絵師が居ました。彼の描く絵はどれも真に迫っていて、神業に近かったです。有る時、都の金陵(現在の中国南京)にある安楽寺の壁に四頭の竜の絵を描きました。その竜は、四頭とも、見事な出来栄えで、まるで生きているようでしたが、皆(竜)の目が白いままで、瞳が入ってなかったです。なぜ瞳を描かないのかと張絵師に尋ねると、「瞳を入れるとすぐ飛び去って行くからさ」と言いますが、人々はそれを信じようとしなかったです。そこで仕方なく、一頭の竜の瞳を描き入れてみせると、雷と眩しい光を発し、壁は崩れ、竜が雲に乗ってたちまち天に昇って行きました。人々は胆をつぶして震えていましたが、やっと気を取り直して壁の絵を見ると、ひとみを入れなかった三頭だけが、そのまま残っていました。
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by jbucm | 2012-06-18 14:26 | 中国語 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 陰陽五行(十三)

素問・陰陽応象大論篇 第五⑫

【原文】故曰:知之則強,不知則老①,故同出而名異耳②。智者察同,愚者察異③,愚者不足,智者有余。有余則耳目聰明,身體輕強,老者復壯,壯者益治。

是以聖人為無為之事④,楽恬憺⑤之能,從欲快志於虚無之守⑥,故寿命無窮,與天地終。此聖人之治身也。

【注釈】①知之則強,不知則老:ここも「七損八益」の道を指す。この道を知れば、身体が強健である;知らなければ、身体が衰え易い。

②同出而名異:二種の注釈があり、その一は、陰陽の気は同じく天真から出だが、陰と陽の異なる名がある。その二は、同時に生れて来た人でも、寿命が異なる(つまり、長寿を保つか短命に終わるかの違いがある)。

③智者察同,愚者察異:察とは見識である。張介賓の注釈は、「知恵者の見識は、皆道と同じだから、察同という。愚痴者は道を聞いたら、ただ笑うだけで、それぞれのことをする。故に察異という。」

④聖人為無為之事:聖人とは、賢い人。無為とは、道家の言葉で、ここでは、賢い人は、恬淡(てんたん)しているという意味である。

⑤恬憺:恬淡と同じである。

⑥虚無之守:守とは、宇の誤字で、居の意味である。楽観的で、あっさりしていて無欲であるという意味である。

【説明】本節(前回と今回の分)は、上文に続いて、陰陽調理の「道」を説明した。七損八益の道を知り、人体の成長発育と老衰の順次と、「陰陽は同出而名異」の道理などを把握し、生活リズムを調節することで、「寿命無窮」が実現でき、此は、聖人の治身の道である。

なお、「治身の道」の大事なことは、「為無為之事,楽恬憺之能,從欲快志於虚無之守」である。つまり、恬淡して、楽観的で、あっさりしていて無欲である。この治身の道は、『上古天真論』にあった、精心意識の調節を重視する観点は同じ宗旨を受け継いでいるもので、『内経』にある養生学説の道家思想を充分に反映している。


PS:(来週は出張でブログを中止します。次回は6/28(木)にアップ致しますので、どうぞ、宜しく、お願い致します。)

(李)
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by jbucm | 2012-06-14 12:31 | 中医学 | Comments(0)

中薬謎語

こんにちは、周です。今回は中薬謎語の話です。

謎語とは、物事や文字を当てこすることを指します。謎語の歴史が長い、中国古代民間から始まった、数千年の発展しながら変化したものであり、ひとりで発明したものでなく、古代人の集団の知恵を創造した文化産物であります。
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一般には、謎語は2種類に分けられますー事物謎と文義謎。中薬も謎語があります。ここで幾つかを紹介します。中国語ができる方は、中薬名前を当ててみてください。

病入膏肓
長生不老
自衛還撃
緑林好漢
説実在的
嫦娥下凡
窈窕淑女
大雪粉飛
九九帰一
苦熬三九
骨科医生
雲霧蔽日
穿群而過
老蚌生珠
黒色丸子
人工育珠
肺気不宣
謀士難当
月中神樹
機構繁多
五月初五
穿林而過
紅色顧問
胸中荷花
晴空夜珠
初入其境
老娘獲利
暇期休完
浪費銭財

答え:
病入膏肓 ――没薬
長生不老 ――万年青
自衛還撃 ――防己
緑林好漢 ――草蔲
説実在的 ――白果
嫦娥下凡 ――熟地
窈窕淑女 ――使君子・一見喜
大雪粉飛 ――天花粉
九九帰一 ――百合
苦熬三九 ――忍冬
骨科医生 ――続断
雲霧蔽日 ――鎖陽
穿群而過 ――貫衆
老蚌生珠 ――貝母
黒色丸子 ――烏薬
人工育珠 ――附子
肺気不宣 ――郁金
謀士難当 ――苦参
月中神樹 ――桂枝
機構繁多 ――百部
五月初五 ――半夏
穿林而過 ――木通
紅色顧問 ――丹参
胸中荷花 ――穿心蓮
晴空夜珠 ――満天星
初入其境 ――生地
老娘獲利 ――益母草
暇期休完 ――当帰
浪費銭財 ――金銀花
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by jbucm | 2012-06-11 09:30 | 中医学 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 陰陽五行(十二)

素問・陰陽応象大論篇 第五⑪

【原文】帝曰:調此二者①奈何?岐伯曰:能知七損八益②,則二者可調。不知用此,則早衰之節③也。
年四十,而陰気自半也,起居衰矣④;年五十,體重,耳目不聰明矣⑤;年六十,陰痿,気大衰,九竅不利,下虚上実,涕泣倶出矣⑥。

【注釈】①二者:前の文を受けて、陰陽偏勝のこと。

②七損八益:歴代の注釈はさまざまである。近年、長沙馬王堆に出土された竹簡の『養生方・天下至道談』の記載によって、明らかになった。「七損八益」は古代の房中の養生朮である。房中養生朮中にある八種の人体の精気に良い方法に従えば、人体の精気が充実し、耳目が聡明し、身体が強くて健康である;もし、房中養生朮中にある七種の人体の精気に悪い方法をすると、陰陽二気の協調ができず、精気が耗損され、早く衰老する。

③不知用此,則早衰之節:用とは、運用。節とは、次第に。上分の続きで、「七損八益」を知ると運用することで、運用しない場合は、陰陽不調になり、次第に早衰となる。

④年四十,而陰気自半也,起居衰矣:『素問集注・巻二』の注釈には、陰気は腎の精気を指すと認識してある。半とは、男子の生長発育過程の半分を指す。男子は八を一段階で、四十歳は(たいてい)生涯の半分である。陰気は腎の精気であり、歳が半分過ぎると陰気も半分なくなる。勿論、平素の生活状態も衰える。

⑤年五十,體重,耳目不聰明矣:『素問集注・巻二』の注釈にはこう言った、「経曰:腎虚、肝虚、脾虚、皆令人体重煩冤(身体の動きが軽便でなくなる)。又、年が五十歳になると、精液や血液皆虚になる。精気虚は上に上がれなくなり、耳と目が聰明でなくなる(視覚と聴覚が悪くなること)。」

⑥下虚上実,涕泣倶出:下虚とは、下焦の陽気不足のこと;上実とは、上部の陰実(陰盛)のことで、陽虚で陰水の化生ができなくなり、故に涕泣倶出(鼻水と涙がでる)。『内経知要』には「陽衰不能摂」と言った。

【説明】本節(今回と次回の分)は、上文に続いて、陰陽調理の「道」を説明した。

(李)
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by jbucm | 2012-06-07 10:08 | 中医学 | Comments(0)

温里(裏)薬

こんにちは、周です。今回は温里(裏)薬の話です。

温里薬は温(熱)性を有し、温散裏寒(裏寒を取り除く)の作用があり、裏寒証に用いられます。今回は代表的な温里薬―附子・肉桂・乾姜・呉茱萸を紹介します。

附子:性は辛・熱、有毒で、心・腎、脾に帰経します。回陽救逆・補火助陽・散寒止痛の作用があります。亡陽証による冷汗・四肢厥逆(手足の冷え)・脈微欲絶(脈が微弱)、陽虚証による畏寒肢冷・腰痠脚弱・陽痿尿頻・腹痛腹瀉・大便溏泄・小便不利・(腰以下に顕著)水腫、(寒湿による)痹証(関節の痺れ、疼痛、冷え)に用いられます。毒性が強いので、加工・炮製したものを使用します、妊婦には禁忌です。
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肉桂:性は辛・甘・熱で、腎・脾・心・肝に帰経します。補火助陽・散寒止痛・温通経脈作用があります。腎陽不足による畏寒肢冷・腰膝軟弱・陽痿、尿頻(頻尿)、脾腎陽虚による腹冷痛、食少便溏、虚寒による脘腹冷痛・痺痛・腰痛・痛経(月経痛)、陰疽(慢性皮膚潰瘍)・気血虚寒の痈腫膿成不潰(化膿して、膿の排出できない)・或いは潰後久不収斂(膿の排出できるが、爛れた傷口の修復できない)に用いられます。陰虚火旺・血熱妄行(出血)・妊婦には禁忌です。
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乾姜:性は辛・熱で、脾・胃・心・肺に帰経します。温中回陽・温肺化飲作用があります。脾胃寒証の脘腹冷痛・嘔吐泄瀉、亡陽証、寒飲伏肺による咳嗽気喘・清薄痰多(大量の希薄痰)・形寒背冷(背部の冷感)に用いられます。
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呉茱萸:性は辛・苦・熱、小毒で、肝・脾・胃に帰経します。散寒止痛・疏肝下気・燥湿作用があります。脘腹冷痛・疝痛(発作的に起こる激しい腹痛)・頭痛・虚寒泄瀉、胃寒の嘔吐・乾嘔(吐き気)に用いられます。辛熱燥熱ので、陰虚発熱には禁忌です。
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肉桂と附子:効能は似ています。併用することが多いですが、肉桂は血分に偏り、附子より性質が緩やかで、亡陽証には使用しないです。附子は気分に偏り、回陽救逆の要薬です、理血調経には使用しないです。

乾姜と附子:共に回陽に働きますが、乾姜は主に脾胃に入り、温中散寒し、附子は下焦の元陽を峻補します。両者を併用することによって、効果が高まり、附子の毒性も減少します。

呉茱萸と乾姜:温中散寒・助陽に働きます。呉茱萸は厥陰肝経の主薬であり、厥陰頭痛・胃痛・嘔吐呑酸に適します。乾姜は主に脾経に入り、温中散寒の主薬であり、脘腹冷痛・吐瀉に適します。呉茱萸・乾姜は助陽に働き、五更泄瀉(夜明けの下痢)によく用いて、乾姜は回陽救逆に用います。
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by jbucm | 2012-06-04 09:30 | 中医学 | Comments(0)