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北京中医薬大学日本校年末年始休業のお知らせ

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北京中医薬大学日本校の年末年始休業を下記の通りお知らせ致します:

 12月26日(木)〜1月3日(金)は休業で、1月4日(土)から通常通りの授業を始めさせて頂きます。なお、ブログは1月6日(月)から再開いたします。

 いつも北京中医薬大学日本校のブログ記事を読んで頂き、ありがとうございます。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 来年も、皆様にとって良き年でありますようお祈り申し上げます。

(日本校職員一同)

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by jbucm | 2013-12-25 10:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(四十五)

素問・経脈別論篇第二十一④

【原文】食気入胃、散精於肝、淫気於筋①。
食気入胃、濁気帰心、淫精於脉②、脉気流経、経気帰於肺、肺朝百脉、輸精於皮毛③、毛脉合精、行気於府、府精神明、留於四蔵④、気帰於権衡、権衡以平、気口成寸、以決死生⑤。
飮入於胃、遊溢精気、上輸於脾、脾気散精、上帰於肺⑥、通調水道、下輸膀胱⑨、水精四布、五経並行⑩。合於四時五臟陰陽、揆度以爲常也⑪。

【注釈】①食気入胃、散精於肝、淫気於筋:「食気」とは食物(五穀)です。ここの「淫」は滋養の意味をします。五穀の「食気」が胃に入り、一部の精微が肝に輸送して、なお肝がその精微の気で筋を滋養する。

②食気入胃、濁気帰心、淫精於脉:ここの「濁気」は食気中に営養濃厚の部分を指す(『類経・臓象類・十二』、『霊枢・陰陽濁気篇』)、所謂営気です。五穀の「食気」が胃に入り、化生された精微の気(営気)が心に注ぎ、心がその気で血脈を滋養する。

①と②について、『素問経注節解・巻二』が次のように説明した:食物の化生は、清と濁がある。清は気に化し、気は無形で五臓を推動する。その布散は肝気に頼るので、故に「散精於肝」と言う。濁は血に化し、血は有形で心脈を経由して全身を営養する。故に、「濁気帰心」と言う。

③脉気流経、経気帰於肺、肺朝百脉、輸精於皮毛:なお、血脈に流れている精微の気が肺に到達し、また肺がそれを全身の百脈に輸送する。最後にその精気を皮毛まで届ける。

肺は気を主り、十二経の最初の経です。周身の経脈は肺経に合流する。気血が諸経脈に運行するには、肺気の推動に頼る。故に「肺朝百脉」と言う。

④毛脉合精、行気於府、府精神明、留於四蔵:「毛脉」とは気血、つまり肺が主る皮毛と心が主る脈のこと指す。「府」は膻中、つまり胸中を指す。「神明」とは運動変化が正常であることを指す。精(気血)が胸部で合流し、正常に変化しながら各臓腑まで遍く流れる。

⑤気帰於権衡、権衡以平、気口成寸、以決死生:(これらの正常な生理活動に)気血陰陽の平衡が必要です。気血陰陽の平衡具合が気口(寸口)の脈拍変化で判る。気口の脈拍が病人の生死を判断できる。

⑥飮入於胃、遊溢精気、上輸於脾、脾気散精、上帰於肺:飲(水液)が胃に入り、その精気が遊溢布散される、上行して脾に輸送され、なお脾気が散精し、肺まで布散する。

⑨通調水道、下輸膀胱:「水道」とは三焦のことです。(肺が清粛と治節を主り、肺気が運行して)三焦を通調し、(水液を)下の膀胱まで輸送する。

⑩水精四布、五経並行:水液と精気が五臓の経脈と並行し、周身へ布散される。

⑪合於四時五臟陰陽、揆度以爲常也:「揆度」は測度の意味です。四時(四季)寒暑と五臓陰陽の変化に応じ、適宜な調節する。これが経脈の正常な生理現象です。

【説明】本節は水穀が身体に入ってからの消化吸収及びその営養成分(精微)輸布過程を詳細に紹介した。

また、寸口脈の切診は諸経脈の変化を判断できると説明した。寸口の部位に肺の経脈が通っているだけではなく、肺経の経渠(経穴)、太淵穴(兪穴・原穴)のところに当てる。『難経・六十八難』に経と兪の両穴は気血流注が旺盛の所在だと指摘している、故に寸口脈が肺脈の変化を判断できる。なお、肺は「主治節、朝百脈」であるので、諸臓の気血平衡は肺脈の気口で現れる、故に寸口脈を「気口」と言い、「以決死生」と考える。


(李)
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by jbucm | 2013-12-19 10:51 | 中医学 | Comments(0)

中国最初の西医院-広恵司

こんにちは、周です。今回は中国最初の西医院(西洋医院)を紹介します。

中国は、西洋病院(西洋医学が専門とした病院、略して○○医院と称する)と中医病院(中医学が専門とした病院、略して○○中医院と称する)あります。現在では、西医院は中国全土の都市・農村に建設されています。最初の西医院は、何時設立されたでしょうか

資料記載によりますと、元朝(元の時代)「広恵司」は、中国最初の西医院であります。当時の称朝(朝廷を主宰する)モンゴル族は、最初は中国東北部に勃起し、あんまり発達しないです、その後の勢力(武力)は中アジア・ヨーロッパまで達しました。西部民族を団結するのは重要だと認識し、元朝皇帝である成吉思汗(ジンギスカン)・忽必烈(クビライ)等は、外来文化や医薬を吸収するのを、とっても重視しました。北京に建都(首都を建立する)した後の元朝は、元7年(1270年)に首都北京で西文薬物を専門とした「広恵司」を設立しました。13世紀までに、アラブ医学はヨーロッパにおいての最先進医学とされ、元朝皇帝は、アラブ人医師を招き、歴代の「広恵司」を主事するようにしました。「広恵司」の医師達は、中医学の発展にも貢献しました。

現在も使われている中薬(生薬)の没薬・胡廬巴は、当時「広恵司」に居たアラブ医師が本国から中国に持って来て・配制(調合)した中薬であります。
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by jbucm | 2013-12-16 09:30 | 中医学 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(四十四) 

素問・経脈別論篇第二十一③

【原文】故飮食飽甚、汗出於胃、驚而奪精、汗出於心①;持重遠行、汗出於腎②;疾走恐懼、汗出於肝③;搖體労苦、汗出於脾④;故春秋冬夏、四時陰陽、生病起於過用⑤、此爲常也⑥。

【注釈】①飮食飽甚、汗出於胃、驚而奪精、汗出於心:体内の津液が陽気の蒸発作用で体表に出て来る、それを「汗」と言う。各種の原因で臓腑の気が昇発し過ぎ、異常な汗が出る。
『素問注証発微・巻三』にこう説明しています:「飲食物を摂り過ぎると、食気が胃を蒸迫するから、故に汗が胃から出ると言う」。王氷氏が『黄帝内経素問』の注釈では「驚くと神気が浮越し心気が損傷されるから、故に汗が心から出る」と言いました。

②持重遠行、汗出於腎:「重いものを持ち、遠くまで歩くと、骨を損傷し、気を消耗する、骨は腎に属すので、この場合の汗は腎から出ると考える。

③疾走恐懼、汗出於肝:疾走したり恐懼したりすると、筋と魂を損傷するので、肝気が損傷される。この場合の汗は肝から出ると考える。

④搖體労苦、汗出於脾:「搖體労苦」とは過度な体力(筋肉を使う)労働をさします。筋肉四肢は脾に属すので、この場合は脾気の損傷で汗が脾からでると考えます。

⑤春秋冬夏、四時陰陽、生病起於過用:「過用」とは七情と体力を使用過度のことを指します。春秋冬夏の四季に陰陽の変化は一定な規律があるが、人体にこれらの変化の中で疾病が発生するのは、身体の各部位を使い過ぎがその原因です。

⑥此爲常也:これは通常の道理です。

【説明】本節は汗を例にして、異なる原因が違う臓腑の機能が変化させ、汗が出るということを説明し、臨床で「汗証」の弁証論治に理論依拠を提供しました。

なお、「生病起於過用」という観点は、養生と疾病の予防や臨床治療に重要な指導的な意義があります。七情の過激で五臓の気機失調になったり、過度な労逸、過度な飲食が病気を引き起こしたりします。なお、治療の際も、過度な治療をしないことが大切であり、治療の原則でもあります。


(李)
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by jbucm | 2013-12-12 10:12 | 中医学 | Comments(0)

古詩で表現する眼科カルテ

こんにちは、周です。今回は古詩の眼科カルテを紹介します。

人体五官の中で、最も大事にされているのは眼です、睡眠以外の時間は、眼が使われているので、眼病を患い人には、辛いことです。唐代の著名な大詩人である白居易は、40歳未満で眼疾を患い、75歳で辞世しました、この間に30多首「眼病詩」を書きました。その「眼病詩」は、恐らく古詩の中で、最集中・最詳細の眼科カルテであります。

「眼病詩」を紹介します。
自覚症状:
眼漸昏昏耳漸聾
満頭霜雪半身風
夜盲乍似灯将滅
朝暗長疑鏡未磨

病因についての分析:
早年勤倦看書苦
晩歳悲傷哭泪多
眼損不知都自取
病成方悟欲如何

後世に震撼させたのは、以下の詩であります。
現代医学と言えば、主訴です。
散乱空中千片雪
朦朧物上一重紗
縦逢睛景似着霧
不是春天亦見花

また、病因と治療方法についての記載もあります。
僧説客麈来眼界
医言風眩在肝家
両頭治療何曾瘥
薬力微茫佛力賖

眼蔵損病来已久
病根牢固去応難
医師尽勧先停酒
道侶多教早罷官
案上漫舗龍樹論
盒中虚貯決明丸
人間方薬応無益
争得金箆試刮看

現代科学研究で、酒に含む成分・アルコールは、網膜や視神経に顕著な毒作用があることを証明されました(視神経を委縮させ、重症の場合は失明させる)。大詩人の白居易は、酒大好きで、常に痛飲し、未だ40歳になってないのに、「書魔昏両眼、酒病沈四肢」と感じ、「眼病詩」を書きました。医師の勧告も聞かず、依然として「馬背仰天酒裹腹」、最後は眼科名著である≪龍樹論≫に記載してある方薬も無用な方薬となり、眼科聖薬である「決明丸」も何の役にも立たないで、「争得金箆試刮看」しかできないです。その後、詩作も段々少なくなり、内容も浅薄でした。
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by jbucm | 2013-12-09 09:50 | 中医学 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(四十三)

素問・経脈別論篇第二十一②

【原文】黄帝問曰:人之居処、動靜、勇怯①、脉亦爲之変乎?岐伯対曰:凡人之驚恐恚労、動靜、皆爲変也②。是以夜行則喘出於腎③、淫気病肺④;有所墮恐、喘出於肝、淫気害脾⑤;有所驚恐、喘出於肺、淫気傷心⑥;度水跌仆、喘出於腎與骨⑦。当是之時、勇者気行則已、怯者則著而爲病也。故曰:診病之道、觀人勇怯、骨肉、皮膚⑧;能知其情、以爲診法也⑨。

【注釈】①勇怯(ゆうきょう):二つの注釈があります。其の一は性情を指し、「勇」は勇敢、大胆であり、「怯」は弱気、胆が小さいことです。其の二は体質の強弱をさします。『素問呉注・巻七』にこういいました:「壮者を勇と謂う、弱者を怯と謂う」。

②凡人之驚恐恚労、動靜、皆爲変也:人の経脈気血は驚く・恐れる・恨む・怒る・心労・憂慮、そして動く・安静するなどそれぞれの情況に影響を受け、変化している。驚恐恚(けい)労:人の精神情志活動を指します。「恚」は恨む、怒る。「労」は心労を指し、憂慮も含まれます。

③是以夜行則喘出於腎:故に、もし夜間に長く歩き疲労して喘ぐなら、腎から出たと考える。その具体的な病機についての解釈は三つあります。其の一は『素問集注・巻四』の「腎気外泄説」です:「腎は亥子に属し腎気は閉蔵を主る、夜行すると腎気外泄するから、喘ぐが腎から出ると考える」;其の二は『素問呉注・巻七』の「腎陰損傷説」です:「腎は亥子の気を受ける、夜行すると、労骨損陰するから、腎による喘ぐがでる」;其の三は『素問釈義』の「衛気不蔵説」です:

④淫気病肺:ここの「淫気」とは、妄行で逆乱の気を指します。『素問直解・巻三』に「腎は本、肺は末、故に(腎の偏勝の)淫気が肺にあり、(肺の機能を)失常させる」と注釈しています。

⑤有所墮恐、喘出於肝、淫気害脾:落下などによる驚かれたら、肝気が擾動され、肝から喘ぎが出て、その偏勝の気は脾を侵害する。肝主筋、落下すると筋を損傷します。

⑥有所驚恐、喘出於肺、淫気傷心:驚きと恐怖による喘ぐは肺から出て、その偏勝の気は心を損傷する。『類経・疾病類・五十三』にこう解釈しています:「驚恐すると、神気が散乱する。肺蔵気、故に、喘ぎが肺から出る」。

⑦度水跌仆、喘出於腎與骨:水を渡ったり、転んだりによる喘ぐは腎と骨から出る。水湿の気は腎に通じる、なお腎主骨で、転ぶと傷骨し腎気と骨気が擾動されるからです。

⑧診病之道、觀人勇怯、骨肉、皮膚:診察の際、患者の体質の強弱や骨格・筋肉・皮膚などの変化を観察するべきです。

⑨能知其情、以爲診法也:病情を知り、それを診病の方法とします。

【説明】本節は体質の強弱、性情の勇怯、形体と精神の動静、労逸などの素因がみんな人体の経脈気血と五臓の機能活動を影響することを論述した。この理論は疾病の診断や、因人制宜・因時制宜という治療に指導的意義があります。

なお、「喘ぐ」の発生を例にして、異なる原因で発生する「喘ぐ」は異なる臓腑からでることを説明した。五臓を中心にして疾病を認識することを強調して、これも主な弁証方法の一つです。


(李)
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by jbucm | 2013-12-05 10:18 | 中医学 | Comments(0)

保健灸法

こんにちは、周です。今回は保健灸法を紹介します。

保健灸法とは、身体のある特定穴に灸を施し、調経絡・養臓腑・益寿延年という効果がある養生法の一つで、中国の独特的な養生法であります。強身保健だけでなく、久病体虚の方にも良いです。保健灸法は古くから使われています、≪扁鵲心書≫に、こう記載してあります:人於無病時、常灸関元・気海・命門・中脘、○(ロの下に虫)未得長生、亦可得百歳矣。

艾灸(艾葉でお灸する)は、一般的な灸法であります。艾葉は温辛・肝脾腎に帰経し、温経止血・散寒止痛作用があり、灸法に使う理想的な材料です。

保健灸法は、主に4つ効果があります。
①温通経脈、行気活血
②培補元気、予防疾病
③健脾益気、培補後天
④昇挙陽気、密固膚表

保健灸法の方法
形式上では、艾炷灸・艾条灸・温針灸に分けられます。方法上では、直接灸・間接灸・懸灸に分けられます。保健灸は、艾条灸は常見されます。お灸の時間は、3~15分間が目安とします(病情・年齢・性別・季節・部位により、時間を決める)。

保健灸法の常用穴
①足三里 健脾益胃作用があります。また、中高年には、中風の予防もできます。
②神厥 補陽益気、温腎健脾作用があります。
③膏肓 強壮作用があります。
④中脘 強壮の要穴で、健脾益胃・培補後天作用があります。
⑤涌泉 補腎壮陽・養心安神作用があります。
その他に、曲池・三陰交・関元・気海などもあります。
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by jbucm | 2013-12-01 09:30 | 中医養生 | Comments(0)