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『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十三)

霊枢・五癃津液別第三十六③

【原文】五藏六府、心爲之主、耳爲之聽、目爲之候、肺爲之相、肝爲之將、脾爲之衛、腎爲之主外⑧。故五藏六府之津液、盡上滲于目、心悲気并、則心系急。心系急則肺挙、肺挙則液上溢。夫心系與肺不能常挙、乍上乍下、故咳而泣出矣⑨。中熱則胃中消穀、消穀則虫上下作、腸胃充郭、故胃緩、胃緩則気逆、故唾出⑩。

【注釈】⑧五藏六府、心爲之主、耳爲之聽、目爲之候、肺爲之相、肝爲之將、脾爲之衛、腎爲之主外:五藏六府の主宰は心である、耳が聴覚を主り、目が兆候を見る、肺が宰相、肝が将軍のようである、脾が護衛のようで、腎が(骨を主り)外の形体を主る。

⑨故五藏六府之津液、盡上滲于目、心悲気并、則心系急。心系急則肺挙、肺挙則液上溢。夫心系與肺不能常挙、乍上乍下、故咳而泣出矣:五藏六府の津液が上にある目に注ぐ、もしこころに悲さと気が併合したら、心系が気ぜわしい。心系が気ぜわしくなると肺葉が挙がる、肺葉が挙がると津液が上に溢れる。しかし、心系が気ぜわしくなる時に肺葉が常に挙がることができない、上がったり、下がったりするから、故に咳して涙がでる(むせび泣くことです)。

⑩中熱則胃中消穀、消穀則虫上下作、腸胃充郭、故胃緩、胃緩則気逆、故唾出:中焦に熱があると、胃中に水穀を速く消化する、それで腸にいる寄生虫が上下に動く;水穀で腸胃が充満している場合は、胃の動きが緩慢で気が上逆する、故に唾液が出る。

(続く) (李)
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by jbucm | 2014-07-31 09:50 | 中医学 | Comments(0)

烏鶏白鳳丸の由来


こんにちは、周です。今回は烏鶏白鳳丸の由来を紹介します。

ある年、華佗(後漢末;109?-207?)は徐土(現在の徐州)を遊学・行医していました。重症になる母親が従兄弟に小車(搬運用の一輪手押す一車)で華佗を訪ねてきました。母親は、こう言いました:あなたが患者の爲、懸命に勉強していることを知り、安心しています。私はこの世に去る前に、我が子と会いたくて、あなたの従兄弟に運ばれました。華佗が、母親を診察して(母親は)確かに重症であると診断しました。診察を待っている患者が居るので、又も従兄弟に頼んで母親を先に自宅に送ることにしました。
華佗が、従兄弟にこう言いました:お兄さん、母は危篤状態で、恐らく3日も持たないです。ご苦労さんです、母のことを宜しく頼みます。人参湯等の救急薬を準備してあるので、帰る途中で死去するのを防ぐ爲、飲ませてください。私はここを片付けたら直ぐ帰ります。

3日後に華佗が家に着きました。母親の健在ぶりを見て、吃驚しました!もしかして、自分の診断は間違った?(帰る途中で)母に何を食べさせたかを従兄弟に聞きました。

従兄弟:村を通った際、叔母さんは鶏スープが飲みたがっていました。村の人口は少なくー
九戸(世帯)しかない、しかも玉子生む母鶏(雌鶏)ばかりを飼われて、皆売りたくなかったです。探した結果、漸く1羽公鶏(雄鶏)が見つけ、飼い主が売ってくれました。鶏スープにあなたが準備した人参湯等の救急薬を加え、3回分けて叔母さんに飲ませました。
華佗:どんな形をした鶏ですか?
従兄弟:白毛、鳳頭、皮肉都是黒的(白い毛、鳳の頭をして、皮と肉は、炭のように真っ黒い)

華佗は、従兄弟の話を聞いた後、(白毛、鳳頭、皮肉都是黒的)烏骨鶏を頭に浮かびました!それです!烏骨鶏です!直ちに市場に行き、同じような鳳頭鶏(=烏骨鶏)を買い、従兄弟が言った調理法で鶏スープを作り、母親に飲ませました。しばらくすると、母親は元気になりました。その後、華佗は同じ治療法を用いて、母親と同じ病証を持つ患者を治しました。

華佗は、その鶏スープを「九戸鶏湯」と命名し、《青嚢経》に収録しました。残念ですが、華佗が著した《青嚢経》は、伝承がとだえています、考証することができません。民間では、烏骨鶏を要薬と、滋補薬を配合し、丸薬(製剤の1種)を作ります。これは婦人のあらゆる病気を治す妙薬です(とくに女性の生理痛や生理不順に使われることが多く、その効果は絶大です。または体質改善にも効きます)。烏鶏白鳳丸と名付けられました。

烏鶏白鳳丸の組成と烏骨鶏を紹介します。
烏骨鶏を主成分と、朝鮮人参、黄耆、当帰、鹿角胶、牡蠣、熟地黄、香附子です。出来上がった薬は、ロウで密封されるので、長年も変質せずに保存できたそうです。烏骨鶏は江西省の山地が原産で、毛は白く、耳は青く、とさかは赤く、頭のてっぺんには丸くて、白い毛があるが、皮と骨と肉は、炭のように真っ黒いです。
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by jbucm | 2014-07-28 09:30 | 中国の話 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十二)

霊枢・五癃津液別第三十六②

【原文】黄帝問于岐伯曰:水穀入于口、輸于腸胃、其液別爲五①。天寒衣薄、則爲溺與気。天熱衣厚、則爲汗。悲哀気并、則爲泣。中熱胃緩、則爲唾。邪気内逆、則気爲之閉塞而不行、不行則爲水脹②。余知其然也、不知其何由生、願聞其道③。

岐伯曰:水穀皆入于口、其味有五、各注其海、津液各走其道④。故三焦出気、以温肌肉、充皮膚、爲其津;其流而不行者、爲液⑤。天暑衣厚則腠理開、故汗出;寒留于分肉之間、聚沫則爲痛⑥。天寒則腠理閉、気湿不行、水下留于膀胱、則爲溺與気⑦。

【注釈】①水穀入于口、輸于腸胃、其液別爲五:水穀が口から入って、腸胃へ輸送され、五種類の津液に化生される。

②天寒衣薄、則爲溺與気。天熱衣厚、則爲汗。悲哀気并、則爲泣。中熱胃緩、則爲唾。邪気内逆、則気爲之閉塞而不行、不行則爲水脹:「溺」とは小便で、「気」とは体外へ排出する気体(例えば、呼吸で吐き出す気体)です。「唾」とは唾液、涎も含む。

寒い日或は薄い衣服を着る時に、小便と気になる;暑い日或は厚い服を着る時に、汗になる;悲しい時は涙になる;中焦に熱があって、胃の機能が緩慢の場合は唾液になる;邪気が体内を襲ったら、気機が閉塞し通行不利で水液が滞り、水脹になる。

③余知其然也、不知其何由生、願聞其道:私はこれらの現象を知っているが、(五液が)どのように生成されたのが知らない、其の道理を聞きたい。

④水穀皆入于口、其味有五、各注其海、津液各走其道:「各注其海」の「海」とは『霊枢・海論』に述べた「四海」を指すが、水穀の五味が津液(精微)に化生され、それぞれ五臓四海に注がれ、周身を営養することを指します。つまり、津液がそれぞれの道で流れる。

⑤故三焦出気、以温肌肉、充皮膚、爲其津;其流而不行者、爲液:「三焦出気」の意味は三焦が水液を蒸発し、気を出す。なお、ここの「流」は「留、溜」に通じる。三焦より気を輸出、肌肉を温養し皮膚に充満する、これが「津」である;留めて動かない部分が「液」である。

⑥天暑衣厚則腠理開、故汗出;寒留于分肉之間、聚沫則爲痛:「分肉」とは、筋肉のことです。古人は筋肉の外層を「白肉」、内層を「赤肉」と称し、なお筋肉と筋肉の隙間がはっきりするから、故に分肉と称する。なお、「沫」とは津液のことです。

暑い日或は厚い服を着ると腠理が開き、故に汗が出る;もし寒邪が分肉の間に停留すると、津液を凝集し沫になる、(筋肉が影響を受けて)疼痛が発生する。

⑦天寒則腠理閉、気湿不行、水下留于膀胱、則爲溺與気:寒い時は腠理が閉じるので、気湿が皮膚毛孔より排泄できず、下の膀胱へ流れ込み、小便と気になる。

(続く)

(李)
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by jbucm | 2014-07-24 10:05 | 中医学 | Comments(0)

平成26年10月生募集説明会

7月19日(土)午後2時より、国立北京中医薬大学日本校、平成26年10月生募集説明会を予定通り開催致しました。お暑いとご多忙中、全国から大勢の方々がお集まり頂き、有難うございました。

植松 捷之理事長より、開会のご挨拶と日本校の運営体制などを紹介致しました。
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この説明会のため、北京から飛んで来ました、高 鶴亭学長が国立北京中医薬大学本校、及び中医中薬や気功療法、食生活に係る生活習慣病などの伝統医学の現状、今話題となっていて・亜健康(2010年1月5日ブログご参照ください)を話しました。
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その後、北京中医薬大学本校から派遣されている韓教授から御挨拶を頂きました。韓教授は日本での中医学を活用する話もありました。
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当校の卒業生(8年間を通学し、薬膳専科・薬膳研究科・中医中薬専攻科を卒業した・現在気功科在籍)・大田さん「中医学を学ぶ心得」などの話をして下さいました。
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最後に、教務担当の李 宏が、日本校の各コースのカリキュラム・教材や講師・卒業後の取得資格等について説明しました。

説明会をご参加できなかった方は、ご都合のよい時学校へお越し頂ければ、いつでも個人相談をさせて頂きますので、是非、お気軽にお申し出下さい。土日曜日にお越しの場合は、個人相談に兼ねて一日無料体験入学もできます。

なお、ご質問、または資料請求の場合は、こちらにE-メールinfo@jbucm.com、又は、 電話: 03-3818-8531 FAX: 03-3818-8532にご連絡下さい。
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by jbucm | 2014-07-21 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十一)

霊枢・五癃津液別第三十六①

篇名について

「五」は「五液」を指し、即ち人体の代謝過程で津液が化生する「汗・溺・唾・泪・髄」という五種類の体液です。「癃」とは「癃閉」で、五液の代謝に障害が発生し、閉塞不通の症状が現れる病症を指します。「別」とは、分別、区別の意味です。

本篇の名前が『五癃津液別』の理由について、『霊枢集注・巻四』は次のように注釈しています:「この章は水穀により生じる津液、及び五種類の津液がそれぞれの走行通路を論述したものである。もし五道が癃閉したら、水脹となる。五別は、汗・溺・唾・泪・髄のことである。五癃は、液が脳に滲入しなく下へ流れ、陰陽気道が不通、四海が閉塞、三焦が不瀉、そして津液が不化し、水穀が下焦に溜まり、膀胱へ滲入できず、水が溢れ、水脹となる。これが篇名の由来である」。

本篇の主な内容は、五液の分類、概念及び形成の機理;五癃病の形成及び機理。本篇を勉強するには、上記の内容に合わせて、津液の生成及び分類の理由も把握して欲しいです。

体にある津液の源は水穀であり、脾胃の中で生成したものです。生理機能のよって五つの道に分れ、外の刺激によってそれに適応する変化しています。また、病理変化についても論述した、津液の所在部位が違うから、現れる症状が違い、従って病名も違います。
 

(李)
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by jbucm | 2014-07-17 10:16 | 中医学 | Comments(0)

「単味」良方の紹介 その11


こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。

不眠 

小麦
①小麦30g 粳米60g 大棗10個 上記材料をお粥にして、毎日朝晩各1回食べる。
②麦仁(小麦皮を剥いたもの)60g 大棗10個 上記材料を煎じて飲む。
③小麦30g 大棗5個 甘草15g 水400ccを加え、100ccなるまで煮る。毎日朝晩各1回飲む。
この方は、過度な脳を使い過ぎによる精神恍惚(精神に定まるところがなく、心乱の状態になる)・煩躁・睡眠不寧に有効する。

小米(外皮をとったアワ)
小米9~15g 製半夏5g 上記材料を煎じて飲む。この方は、胃不和による不眠に適応する。

小豆
①小豆30g 新鮮の落花生葉15g 蜂蜜適量 上記材料を煮て寝る前に食べる。
②小豆500~1000g モヨギ適量 先ず小豆を加熱する(文火で鉄鍋を使って炒め)、モヨギを加え一緒に炒める(手が痛いほど熱まで加熱する)、鉢に入れる。綺麗に洗って、水をふき取った両足が、余熱がある小豆を踏む・或いは足底が小豆の上を前後動く(火傷に注意すること)。寝る前の1時間にする、毎日1回、毎回20~30分。小豆の再利用はできる(毎回新しい豆ではなくてもよい)。

蓮子(蓮の実)
①蓮子15g 粳米50g お粥にして食べる、毎日朝晩各1回。
②蓮子・百合各50g 豚肉(ヒレ或いはもも肉)250g 塩3g 黄酒10cc 味の素1g 葱・生姜適量。豚肉は、食べやすいサイズに切る、蓮子・百合・黄酒・生姜と一緒に土鍋に入れ、800cc水を加え、武火で沸騰させた文火で柔らかくまで煮る。葱を入れて再び1~3分加熱する、塩・味の素で味を調える。この方は、養心潤肺・安神抗衰作用があり、神経衰弱・心悸失眠・肺結核の低(微)熱・乾(カラ)咳・慢性気管支炎に最適する、また、病後体弱の滋養保健食品としても良い。

桂円肉(竜眼肉)
①竜眼肉30~50g 煎じて飲む(蒸して食べるも良い)、毎日2回、1週間を継続する。この方は、心脾両虚による健忘・失眠・煩躁・心悸に適応する。
②竜眼肉10~15g ご飯を炊く際、出来上がる10分前に米の上に置き蒸して食べる。
③竜眼肉30g 大棗10個 煎じて寝る前に食べる(湯液も飲む)。
④竜眼肉200g 60℃高梁白酒400cc 竜眼肉と高梁白酒は、瓶に入れて密封する。毎日1回を振動させる。15日後飲用できる。毎日2回・1回10~20cc、或いは寝る前に25ccを飲む。
高梁白酒については、下記のHPをご参照ください。
http://baike.baidu.com/link?url=3SfYpZ_oxMgruKtEnUAjdWnS-iyDzvDMz-jlUURny_QGmlbySKxDn0xw1VYhqw9g6TllkECWHBeLOnuUwTtIja
⑤竜眼肉30g 粳米50g 砂糖適量 お粥にして、砂糖で味を調える。
⑥竜眼肉15g 粳米100g 大棗5個  砂糖適量 お粥にして、砂糖で味を調える。毎日朝晩1回、温かくして食べる。この方は、心血不足による心悸・健忘・貧血・脾虚腹瀉・浮腫・体質虚弱・神経衰弱・自汗盗汗に有効する。
注意事項:風寒感冒・悪感発熱・舌苔厚膩の者は不適宜。
⑦竜眼肉12g 炒棗仁12g 芡実15g 上記生薬を煎じて寝る前に飲む。
⑧竜眼肉15g 小麦30g 茯神12g 上記生薬を煎じて寝る前に飲む。
⑨竜眼肉15g 枸杞10g 大棗10個 粳米100g お粥にして食べる。この方は、心脾両虚失眠に適宜する。
⑩竜眼肉20g 枸杞15g 益智仁6g 桑椹15g 上記生薬を煎じて飲む。

次回へ続き
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by jbucm | 2014-07-14 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十) 

霊枢・営衛生会第十八⑨

【説明】前回と前々回の分は、中焦・下焦の部位及びその機能を論述した。最後に、「上焦如霧、中焦如沤、下焦如涜」というふうに三焦各自の機能をまとめた。
『内経』の中三焦の部位と機能について、本篇の他に『本輸』、『本蔵』、『論勇』、『決気』、『五蔵別論』、『六節蔵象論』、『邪客』、『背輸』などの篇にも記載があります。

本節は、血と営衛の気は「異名同類」のものであるということを理論根拠にして、「奪血者無汗(出血の者に発汗しない)、奪汗者無血」という治療原則を提唱した。臨床に指導的な意義があります。『傷寒論』、『金匱要略』にも同じ記載があります。
 
本篇は営気と衛気の生成、運行規律、会合及び主要な生理機能を討論した。そして、老年の「昼不精、夜不瞑」と少年の「昼精夜瞑」、及び飲酒後の「小便独先下」、「熱飲食下胃、其気未定、汗則出」などの論述は皆営衛の気の生理特徴の説明です。これらは、臨床に指導的な意義があります。

なお、「奪血者無汗、奪汗者無血」も営衛理論が臨床治療への運用で、いまだに重要な意義があります。

三焦の部位及び機能についての論述も後世の学者らに従われています。

では、今回を持ちまして『霊枢・営衛生会』の勉強を終了し、次回からは、『霊枢・五癃津液別』を勉強しましょう。

(李)
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by jbucm | 2014-07-10 10:00 | 中医学 | Comments(0)

「単味」良方の紹介 その11

こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。

不眠

セロリ
セロリ 200~500g 棗20~30個 適量の水を加えて煎じる。何回か分けて煎汁を飲む。
肝鬱化火型の不眠に適用する。

黄花菜(金針菜)
黄花菜30g 合歓花10g 適量の水を加えて煎じた後、蜂蜜で味を調える。寝る前に服用する。

玉葱
玉葱1/2個 玉葱は細かく刻んで泥様にして、密封できる容器に入れて蓋を閉めて枕元に置く。寝る前・或いは眠れない時、玉葱入り容器の蓋を開け、鼻で玉葱の気味(匂う)を吸入した後、再び蓋を閉める。玉葱の匂うは刺激があるので、通常は吸入した15分後で効果が現れる(眠れる)。

銀耳(白木クラゲ)
①銀耳3g 鶏がらスープ200cc 銀耳は、柔らかくまで煮た後取り出して、鶏がらスープに入れて再び10分位煮る。塩で味を調える。
②銀耳5g 朝鮮人参5g 枸杞20g 大棗20個 鶏がらスープ300cc 上記材料を土鍋で40分位煮る。この方は、心胆気虚型(症状:心煩不眠・夢を見る・目覚め易い・些細な物事に驚かされやすい・気短倦怠)の不眠に適応する。

猪心(豚の心臓)
①猪心1個 塩少々 柔らかくまで煮る。寝る前に食べる。
②猪心1個 大棗20個 猪心はスライスして、大棗と一緒に柔らかくまで煮る。調味料(醤油など)をつけて食べる。毎日(昼)1回。
③猪心1個 硃砂1g 猪心は柔らかくまで煮た後、研細した硃砂をつけて寝る前に食べる。
④猪心1個 人参・当帰各30g 人参・当帰は、猪心の腔内に入れて柔らかくまで煮る。生薬(人参・当帰)を捨てて、猪心を食べる。心虚・多汗・不眠に有効する。

鹹鴨蛋(塩漬けにした鴨の卵、玉子の加工品)
鹹鴨蛋2個 牡蠣100g 白米適量 先ず牡蠣を煎じてから牡蠣を捨てる。牡蠣の煎液に鹹鴨蛋・白米を入れてお粥にする。この方は、陰虚火旺型(心煩不眠・寝つきが悪い・腰脚がだるい・耳鳴・健忘・遺精・五心煩熱・口乾)の不眠に適応する。
鹹鴨蛋については、下記のHPをご参照ください。
http://baike.baidu.com/view/31727.htm?fr=aladdin

海蜇(クラゲ)
海蜇30g 新鮮の茡萕(クロクワイ)60g 温水で海蜇を戻してから千切りにする。茡萕は、綺麗に洗い、皮を剥く。適量の水を加えて20分煮る。2回分けて飲む。この方は、痰熱内擾型の不眠に適応する。

次回へ続き
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by jbucm | 2014-07-07 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(六十九) 

霊枢・営衛生会第十八⑧

【原文】黄帝曰:願聞下焦之所出。岐伯答曰:下焦者、別廻腸、注于膀胱、而滲入焉。故水穀者、常并居于胃中、成糟粕而倶下于大腸、而成下焦、滲而倶下、濟泌別汁、循下焦而滲入膀胱焉⑥。

黄帝曰:人飮酒、酒亦入胃、穀未熟而小便独先下、何也⑦?岐伯答曰:酒者、熟穀之液也、其気悍以清、故後穀而入、先穀而液出焉⑧。

黄帝曰:善。余聞上焦如霧、中焦如沤、下焦如涜⑨、此之謂也。

【注釈】⑥下焦者、別廻腸、注于膀胱、而滲入焉。故水穀者、常并居于胃中、成糟粕而倶下于大腸、而成下焦、滲而倶下、濟泌別汁、循下焦而滲入膀胱焉:下焦は、糟粕を別途で廻腸より下へ送り、水液を膀胱へ注ぎ滲入する。最初、水穀は一緒に胃に居るが、(消化吸収された後)糟粕が大腸へ、水液が膀胱へ滲入する。これが下焦の主な功能です。要するに、清濁を分別した後に下焦に沿って膀胱へ滲入することです。
 
「別廻腸」とは、「廻腸を別のルートとする」という意味です。

⑦人飮酒、酒亦入胃、穀未熟而小便独先下、何也:人が酒を飲む、酒も同じく胃に入るが、五穀がまだ消化されてないうちに小便が先に出る。それは何故?

⑧酒者、熟穀之液也、其気悍以清、故後穀而入、先穀而液出焉:酒は、穀類を熟し、醸造した液体のものであり、その性質は慓悍で質は清いです。故に五穀の後に胃に入っても(消化吸収が速いから)五穀が腐熟の前に排出されます。

⑨余聞上焦如霧、中焦如沤、下焦如涜:私はこう聞いている:上焦は(精気を輸布し)霧のように蒸騰する;中焦は(水穀を腐熟運化し)ものを漬けるような場所である;下焦は(廃棄物を排泄し)溝のようなものである。

(続く)

(李)
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by jbucm | 2014-07-03 10:11 | 中医学 | Comments(0)