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夏期講習会(その3)

こんにちは、先週土日(8月23日・24日)夏季講習会(その3)を行われました。内容は解剖学(担当:李 紅岩先生)です。

以下の内容を講義しました。
一、解剖学の概論
二、解剖学の用語
三、組織と細胞
四、動脉・静脈の分布
五、骨格系
六、関節と靱帯
七、筋系
八、神経系

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by jbucm | 2014-08-25 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十五) 

霊枢・五癃津液別第三十六⑤

【原文】五穀之精液、和合而爲膏者、内滲入于骨空、補益脳髓、而下流于陰股①。陰陽不和、則使液溢而下流于陰、髓液皆減而下。下過度則虚、虚故腰背痛而脛痠②。

陰陽気道不通、四海閉塞、三焦不瀉、津液不化、水穀并于腸胃之中、別于廻腸、留于下焦、不得滲膀胱、則下焦脹、水溢則爲水脹③。此津液五別之逆順也④。

【注釈】①五穀之精液、和合而爲膏者、内滲入于骨空、補益脳髓、而下流于陰股:五穀の精液が組み合わせたら、脂肪などの営養物質になる。内には骨に滲入し脳髓を補益する、下には生殖器官と下肢まで流れる。「陰股」二字についての解釈は幾つがあるが、『太素・巻二十九・津液』の解釈に従います。

②陰陽不和、則使液溢而下流于陰、髓液皆減而下。下過度則虚、虚故腰背痛而脛痠:もし陰陽の調和できなくなると、液が陰竅に溢れ、髓液が減少する。減り過ぎと虚になり、故に腰と背中が痛む、脛が痠痛する。

③陰陽気道不通、四海閉塞、三焦不瀉、津液不化、水穀并于腸胃之中、別于廻腸、留于下焦、不得滲膀胱、則下焦脹、水溢則爲水脹:もし陰陽の気道が不通であれば、四海が閉塞し、三焦の通瀉ができなくなり、津液の化生ができず、入ってきた水穀が腸胃の中に溜まり、最後大腸に入り、下焦に溜まり込み、膀胱へ滲出できなくて、下焦が張り;水液が外へ溢れる場合は水脹となる。

ここは、三焦が不瀉で津液の化生ができず、水腫が発生することを説明しています。『類経・疾病類・五十八』は次のように注釈しています:これは津液が水脹になることだ。三焦が決瀆の官、膀胱が津液の府である。気化しないと水が動かなくなる。故に三焦が不瀉すると、津液が膀胱へ行かなくなり、水腫が発生する。故にこれを治すには、「気化」を主とする。自然界の水害を観察してみれば、太陽の射しがないと、溜まったぬかるみが乾くことができない。この意味が知っていれば、陰陽気化の道理が知るはずです。

④此津液五別之逆順也:以上は津液が五つに分別された後の正常と異常な情況です。纏めのことばです。『類経・疾病類・五十八』は次のように説明しています:陰陽が調和していれば、五液が体内に充満する;陰陽が不和であれば、五液が外へ流出する。これがその逆順と謂う。

【説明】本節は、主に髄液の生成及び陰陽不和で津液の輸布失調になり、「癃」病が現れることを論述した。


(李)
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by jbucm | 2014-08-21 10:00 | 中医学 | Comments(0)

「単味」良方の紹介 その11

こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。

不眠 

干しライチ肉
干しライチ肉15g 酸棗仁15g 上記生薬を煎じて飲む。毎日2回。

山楂
山楂・銀花・菊花 各10g 山楂を細かく砕いて、銀花・菊花と一緒にコップに入れ、お湯で沖泡(水を注ぎふやけさせる)して飲用する。この方は、痰熱内擾(症状:失眠頭重・目眩・痰多胸悶・呑酸悪心・心煩・口苦・苔膩黄・脈滑数)の不眠に最適する。

大棗
①大棗50g 適量の水を加え煎じて飲む。晩ご飯の後に服用する。百合と一緒にお粥にしても良い。
②大棗30~60g 少々砂糖を加え煎じて飲む。毎晩寝る前服用する。
③大棗15個 葱白8本 砂糖5g 水2碗を1碗まで煮る。寝る前に1回で全部飲む。
④大棗(黒棗も可)20個 葱白3本 大棗を20分位煮てから葱白を加え再び10分煮る。冷めてから飲む。毎晩寝る前1時間に飲む。
⑤大棗・山薬 各30g 上記生薬を柔らかくまで煮る。寝る前に服用する。
⑥大棗(去核)500g 生姜250g 炒塩60g 甘草・陳皮各30g 上記ものを膏剤(製剤の1種)にして、毎回適量を取り出して、お湯で沖泡して服用する。

核桃仁(クルミの実)
①核桃仁・黒胡麻各30g 上記ものをつき砕く、丸剤(製剤の1種)にして(1
丸約3g)、毎回1丸、毎日2回服用する。
②核桃仁・黒胡麻各30g 粳米120g 弱火でお粥にして食べる、毎晩1回、1クールは20日間である。
③核桃仁・黒胡麻・桑葉 各等分 上記ものをつき砕く、丸剤(製剤の1種)にして(1
丸約5g)、毎回1丸、毎日2回服用する。
④核桃仁10g 黒胡麻10g 桑葉60g  上記ものをつき砕く、砂糖を加え、寝る前にお湯で沖服する。
⑤核桃仁・黒胡麻各250g 黒砂糖500g 先ず黒砂糖を鍋に入れ、弱火でネバネバ状なるまで融かす。炒めた核桃仁・黒胡麻を加えよく掻き混ぜる。熱いうちに、香油を敷いた平ら状の容器に注ぐ、少し冷めてから小分けに切り、随時取食(食べたい時に食べる)。

以下の食物・中薬は不眠に有効です。食べ方・作り方は省略します。
栗、蜂蜜、牛乳、サボテン、茶葉、柿の葉、桑椹、蓮子、蓮子心、浮小麦、竹葉、甘草、柏子仁、棗仁、薏苡仁、灯芯草、合歓花、百合、黄連、桂枝、夏枯草、枸杞子、当帰、遠志、半夏、天麻、三七、阿膠、靈芝、人参、珍珠粉
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by jbucm | 2014-08-18 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)

夏季講習会(その2)・ お盆休みのお知らせ

こんにちは、先週の土日(8月9日・10日)夏季講習会(その2)を行われました、今回はその内容を紹介します。

私は宋先生の気功養生特別講座を聴講しました。今回のテーマは「大手印開慧健身法」です。「大手印」とは、佛家・金剛乗の気功で、「三密」の中、「身密」の「手印」である、「印契・印相」とも称し、手の指と掌を結びつき、様々な形状を作ることである。小指から始め拇指まで順次に数え、それぞれ空・風・火・水・地を表す。また、左手は「定」、右手は「慧」を表す。
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両手の十本の指は、身体の内外と交通している功能を持ち、即ち:内では五臓六腑、外では宇宙本体と繋がっている。よって、金剛乗の理論は、「結手印」で法界と相互に感応することができ、外気を内収し、内気を外放して、内外通暢することができ、これで袪病強身・神通力の効果を得られると認識している。

十功法を紹介されました:
一  陰陽五行交和印① 陰陽五行交和印②
二  大円満印(地、水、火、風、空)
三  水印(調肝印)
四  火印(調心印)
五  地印(調脾印)
六  風印(調肺印)
七  空印(調腎印)
八  解脱印
九  定印
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北京中医薬大学日本校お盆休みは下記通りです。

 8月11日(月)〜8月17日(日)は連休とさせていただきます。

 8月18日(月)からは、通常通りの業務を始めさせて頂きます。ブログも8月18日(月)から再開いたします。

 いつも北京中医薬大学日本校のブログ記事を読んで頂き、ありがとうございます。

 皆様、楽しい連休でありますように。
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by jbucm | 2014-08-11 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(七十四) 

霊枢・五癃津液別第三十六④

【説明】本節(前々回と前回の分)は、五液の生成について論述した。『内経』の中、篇によって、五液の分類や命名が多少異なります。本篇は「汗・溺・唾・泪・水」という五液を陰液の総称として論述した。

例えば、『宣明五気篇』に次のような記載がありました:五藏が化液、心が汗、肺が涕、肝が泪、脾が涎、腎が唾を化生する。これが五液と言う。

なお、津と液の違う属性についても説明した:『類経・疾病類・五十八』にも次のように記載してあります:「津と液は区別がある……体表に達すものは陽の気である。故に三焦より出た気は、肌肉を温養し皮膚に充満する、これが津であり、陽に属する;裏で営むものは陰の気である。外へ出ることがなく、血脈の間に流れ、臓腑へ注ぎ、精髄にも分布され、これが液であり、陰に属する」。つまり、津は陽に属し、皮膚と周身に分布される。液は陰に属し、関節や脳髄などに注がれる。津と液の概念について、『決気篇』にも論述してあります(4月10日の分)ので、参照して勉強しても良いです。

また、本節は汗と溺と気との関係についても論述した。暑い日と厚着の場合、身体の陽気が旺盛し、腠理が緩いので、津液が汗液に化生し排出する;寒い日には腠理が閉密するので、体内の津液が尿液と呼吸の気に化生して排出する;もし、身体に機能障害が発生し、気機が閉塞されたら、化気行水ができないので、水液が停留し、水脹病になる。これが臨床で水腫を治療の際「行気行水法」を使う理論基礎です。

泪液と唾液も津液から化生したもので、泪液と唾液の生成は正常な生理反応であることも説明してあります。


(李)
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by jbucm | 2014-08-07 10:00 | 中医学 | Comments(0)

夏季講習会(その1)

こんにちは、先週の土日(8月2日・3日)夏季講習会(その1)を行われました、今回はその内容を紹介します。

調理実習と異病同治の臨床応用という講義を行われました。

「夏・長夏の薬膳料理・薬膳に使える中薬」のテーマに沿って、中医食養学会の鳳寛子先生・村岡奈弥先生、田中康子先生の丁寧にご指導して下さいました。

午前(10~12時)は鳳寛子先生より、「夏・長夏の薬膳」を講義して頂きました。
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午後は、よく雑誌やテレビ番組で目にかかります、村岡奈弥先生が、夏・梅雨の薬膳料理方法を解説しながら、演じて下さいました。今回のメニューは、①緑豆カレー②苦瓜とセロリのサラダ③ラッシー でした。最後に、田中康子先生から、「夏の薬茶」-緑茶・緑豆茶・荷葉茶・南蛮茶(トウモロコシのヒゲ茶)・冬瓜皮茶・祛暑茶・五味子茶の作り方や効用の講義を聞きながら、苦丁茶を試飲しました。
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少し疲れたかな~と思いますが、5時間で、豊富な内容で、しかも普段の講義で、できない内容でした。帰りの時、皆さんが連日の暑さは、何処かに飛んだ顔でした。

いつもご協力下さいました、日本中医食養学会の先生方やスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。本当に有難うございました。


金先生(「異病同治の臨床応用」)は、2つ方剤―腎気丸・補中益気湯)を取り上げて講義しました。≪中国現代名中医医案精華≫から、8病案(喘証・牙痛・肺源性心臓病・腎盂積水・黒苔・高血圧・糖尿病・心力衰竭)、9病案(発熱・手術後の腹脹・脇痛・頭痛・直腸脱垂・胃下垂・小便失禁・漏乳・重症筋無力)を用いて、それぞれ腎気丸・補中益気湯の応用を説明しました。
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by jbucm | 2014-08-04 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)