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by jbucm

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卒業式

去る9月27日(土)に卒業式が行われました。その様子をお届け致します。

卒業されたのは、平成23年10月生の中医中薬専攻科(10名)と平成25年10月生の医学気功整体専科(7名)・中医薬膳専科(28名)の皆様です。まず理事長からお祝い言葉を頂き、卒業証書を渡されました。各専科―中医中薬専攻科の韓先生・金先生、中医薬膳専科の担任の先生方(村岡先生、田村先生、梁先生、小金井先生)、医学気功専科の李先生からも、暖かい励ましの言葉を贈られました。
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最後に、北京中医会(日本校同窓会)の会長・鳳先生から、中医食養学会の中村先生から、会の運営・入会手続きなどを説明して頂きました。
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その後、学校の近くにある中華料理店で記念パーティーを行いました。その会場では、卒業生達との交流を深めることができました、有意義な3時間でした。

卒業生の皆様、三年間、又は一年間、本当にお疲れ様でした。日本に中医学を普及する事は、北京中医薬大学日本校の使命です。卒業後も私達にお手伝いの出来る事がございましたら、ご連絡を下さい。これからも、一緒に頑張りましょう。

26年10月生は、今週土曜日(10月4日)からスタートします。入学をご希望の方は、お電話・FAX・Eメールでご連絡ください。お待ちしております。

(教務担当:李・周)
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by jbucm | 2014-09-29 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)
霊枢・邪客第七十一③

【原文】黄帝曰:善。治之奈何?伯高曰:補其不足、寫其有餘、調其虚実、以通其道、而去其邪、飮以半夏湯一剤、陰陽已通、其臥立至①。黄帝曰:善。此所謂決涜壅塞、經絡大通、陰陽和得者也②、願聞其方③。

伯高曰:其湯方以流水千里以外者八升、揚之万遍、取其清五升煮之、炊以葦薪火、沸、置朮米一升、治半夏五合、徐炊、令竭爲一升半、去其滓。飮汁一小杯、日三、稍益、以知爲度④。故其病新発者、覆杯則臥、汗出則已矣。久者、三飮而已也⑤。

【注釈】①補其不足、寫其有餘、調其虚実、以通其道、而去其邪、飮以半夏湯一剤、陰陽已通、其臥立至:其の不足を補し、其の余りを瀉し、其の虚実を調節して、陰陽のを通し、それで邪気を祛する。半夏湯一剤を飲み、内外陰陽の気を順調に交通できるようになったら、安らかに寝入ることができる。ここの「虚実」とは、上文(前回の分)にありました、衛気が陽分に溜まる「陽分の実」と「陰分の虚」のことを指します。「道」とは、衛気の運行の路です。「邪」とは、上文の厥気を指します。

②此所謂決涜壅塞、經絡大通、陰陽和得者也:この方法は、排水管を疏通させると同じく、経絡を大いに疏通し、陰陽の気が調和できる。

③願聞其方:その方剤を詳しく聞きたい。

④其湯方以流水千里以外者八升、揚之万遍、取其清五升煮之、炊以葦薪火、沸、置朮米一升、治半夏五合、徐炊、令竭爲一升半、去其滓。飮汁一小杯、日三、稍益、以知爲度:千里以外から流れて来た水8リットルを使い、容器に入れてよくかき混ぜてから、澄ませた5リットル水を葦の薪で加熱する、沸騰したら、 秫米(コウリャンの実)一升と炮制した半夏五合を入れて、ゆっくり炊き込み、半分になったら、滓を取り除く。毎回お椀一杯、一日三回或は三回以上、効果が見えるまで飲む。『本草綱目・巻二十三・穀部』に秫米に関して次の記載があります:「秫、陽盛陰虚、夜の不眠を治療する、半夏湯がそれを使用しているのは、益陰気と利大腸ができるから。利大腸したら、陽盛が治る。」

⑤故其病新発者、覆杯則臥、汗出則已矣。久者、三飮而已也:初期の場合は、飲んだらすぐ安静して寝る、汗が出ると治る。長く罹ったものでも三日間飲むと治るはず。

【説明】『内経』には、衛気が睡眠との密接な関係について数ヶ所強調した。衛気の正常運行を影響する全ての素因が不眠或は嗜睡の原因になります。治療は衛気の運行を正常に戻らせることです。

本節は、針灸で「補其不足、寫其有餘、調其虚実、以通其道、而去其邪」の治療をしたあと、半夏湯を内服する方法を紹介した。

(李)
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by jbucm | 2014-09-25 11:15 | 中医学 | Comments(0)
こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。

震顫麻痺症

核桃仁(クルミ)
核桃仁15個 砂糖50g 黄酒50cc 核桃仁・砂糖をすり鉢で泥状になるまで擂る、鍋に移して黄酒を加え、弱火で10分間煮る。毎日2回服用する。

枸杞子
枸杞子50g 羊脳1個 枸杞子・羊脳土鍋に入れ、適量の水・生姜・葱・塩・料理酒を加え、炖する。味の素で味を調える。毎日2回を分けて服用する。

丹参
丹参30g お湯で沖服(お茶代わり)する。

天麻
①天麻25g 猪脳(豚の脳)上記材料を土鍋に入れ、適量の水を加え、文火で1時間炖する。塩で味を調える。毎日1回か隔日1回服用する。
②天麻25g 川芎10g 鯉1条(約600g) 鯉に内臓などを取り出して、鱗を取り除く。天麻・川芎はスライスし、鯉の腔内に入れる。鯉は大き目・深い皿(蒸しできる皿)に置き、適量の葱・生姜・水を加え、蒸籠(蒸し器)で30分間蒸し。隔日1回食べる。

烏梢蛇(烏風蛇とも言う、2メートル余に達するヘビで、色黒く無毒、内臓を除いた体または肝臓•ぬけ殻を薬用にする)
烏梢蛇250g 金銭亀250g 烏梢蛇の骨・金銭亀の甲らを取り除いた後、土鍋に入れて適量の水を加え、文火で柔らかくまで煮る、調味料で味を調える。2回を分けて服用する。隔日食べる。
写真は金銭亀です。
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琥珀粉
琥珀粉2g 蜂蜜の水で調服する、毎日2回服用する。
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by jbucm | 2014-09-22 09:30 | 中医養生 | Comments(0)
霊枢・邪客第七十一②

【原文】黄帝問于伯高曰:夫邪気之客人也、或令人目不瞑、不臥出者、何気使然①?伯高曰:五穀入于胃也、其糟粕、津液、宗気分爲三隧②。故宗気積于胸中、出於喉嚨、以貫心脉、而行呼吸焉③。営気者、泌其津液、注之於脉、化以爲血、以栄四末、内注五藏六府、以應刻數焉④。衛気者、出其悍気之慓疾、而先行於四末分肉皮膚之間、而不休者也⑤。昼日行於陽、夜行於陰、常從足少陰之分間、行於五藏六府⑥、今厥気客於五藏六府、則衛気独衛其外、行於陽不得入於陰⑦、行於陽則陽気盛、陽気盛則陽蹻陷、不得入於陰、陰虚故目不瞑⑧。

【注釈】①夫邪気之客人也、或令人目不瞑、不臥出者、何気使然:邪気が人体に侵入したら、人が目を覚めて、眠れなくなる時がある。これは、どんな気によることですか?

②五穀入于胃也、其糟粕、津液、宗気分爲三隧:「隧」とは、通路を指します。食物が胃に入り、消化されたら、その糟粕、津液と宗気が三つの通路に分れる。『類経・疾病類・八十三』は次のように注釈しています:「隧は、道である。糟粕の道は下焦、津液の道は中焦、宗気の道は上焦である。故に分爲三隧と言う。」

③故宗気積于胸中、出於喉嚨、以貫心脉、而行呼吸焉:宗気が胸中に集まり、咽喉から出る。その作用は心脈を貫通し、肺の呼吸を推動する。

④営気者、泌其津液、注之於脉、化以爲血、以栄四末、内注五藏六府、以應刻數焉:営気は、津液を分泌して脈中に注ぎ、血に化生する。四肢まで営養を届け、中では五臓六腑に流し込み、昼夜の時刻に相応し脈に沿って流れる。

⑤衛気者、出其悍気之慓疾、而先行於四末分肉皮膚之間、而不休者也:衛気とは、水穀の気から作りだした、滑利で慓悍な気であり、休まず四肢の末端や分肉、皮膚の間に運行する。

⑥昼日行於陽、夜行於陰、常從足少陰之分間、行於五藏六府:昼は陽分に、夜間は陰分に運行し、常に足少陰腎経を起点として、五藏六府の間に運行する。衛気が夜間に蹻脈に通じて陰経に入る時も足少陰腎経からスタートするので、故に「常從足少陰之分間」と言う。

⑦今厥気客於五藏六府、則衛気独衛其外、行於陽不得入於陰:もし、厥逆の気が五藏六府に停留したら、衛気が体表だけを守れ、陽分に運行するが、陰分に入ることができなくなる。

⑧行於陽則陽気盛、陽気盛則陽蹻陷、不得入於陰、陰虚故目不瞑:『甲乙経・巻十二・第三』には「陷」は「満」の誤りであると説明しています。(衛気が)陽分だけに運行すると、陽気が盛んになり、陽蹻脈の気が充満し、衛気が通過できず、陰分に入れなくなり、陰気が虚弱する、故に人は眠れなくなる。

【説明】本節は「不得眠」の病機と、営気・衛気・宗気の化生及び功能も説明した。宗気に関しては『海論』篇を、営気の化生、運行、機能に関しては『営気』篇を、衛気の化生、運行、機能に関しては『営衛生会』篇を参照して下さい。


(李)
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by jbucm | 2014-09-18 10:35 | 中医学 | Comments(0)

眼中釘

こんにちは、周です。今回は成語――「眼中釘」(yan zhong ding)を紹介します。

眼に刺さった釘のことー邪魔者(物)・目障りな者(物)に喩えます。日本語の「眼の上にのタンコブ」に近い意味ですが、それよりずっと痛切な言い方であります、中国では「眼中釘、肉中刺」で表現します。

出典は『新五代・趙在礼伝』です。史上初めて民衆に「眼中釘」と呼ばれた人物は、趙在礼であります。紀元十世紀、唐代末から五代にかけての混乱期に、趙在礼という男が居ました。彼は宋州(現在の河南省商丘)節度使(官位、地方の軍事や行政を掌る役人)でした。それゆえに、自分も皇親国戚(趙の娘は後晋の皇帝の太子妃)であった爲、領地の税金を横領・領民の財産を略奪し、巨万の富を築き、当時並ぶ者のない財産家になりました。その後、趙在礼が他の処に栄転することになりました。喜んだのは、勿論今まで苦しみを受けた領民達でした。皆は叫びました:「眼中抜釘、可不快哉」(趙のバカ野郎が栄転だよ。まったく、眼玉に刺さっていた釘が抜けたみたいに、それ以上の快感はないだ)。

時代が下って、南宋(紀元十二~十三世紀)の時代に丁謂という大臣(宰相という官位に居た)が居ました。彼は悪人で、忠良の老宰相・寇准を迫害しました。丁謂は評判が悪くて、世間では、次のような歌を作られて、流行っていました:「欲得天下寧、須抜眼中丁。欲得天下好、莫如召寇老」(好い暮らしを望むなら、まず眼中の丁を抜け、寇老を呼び戻せよ)。
注:歌の丁=丁謂=釘、寇老=寇准。中国語では、丁と釘は同じ発音です。

眼は小さなゴミが入っただけでも、大変ですよね。況して釘が刺さったのでは、堪るものではないです。早急に抜かなければなりません。
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by jbucm | 2014-09-15 09:30 | 中国語 | Comments(0)
霊枢・邪客第七十一①  

篇名と内容について  

「邪客」は、人体に侵入した邪気を指します。本篇の初めは邪気が人体に入ったあと不眠を引き起こすことで、宗気・営気・衛気の循行と作用を説明しました。なお、疾病の治療は「補其不足、瀉其有余、調其虚実、以通其道、而去其邪」という原則に沿って、「陰陽得和」にさせることの道理を闡明しました。

『霊枢註証発微・巻八』にこう記載しています:「客」者、「感」である。最初の節は「邪」の所感を論述したから、故に『邪客』という篇名を命名した。末節の八虚の意味は同じである。

『霊枢集注・巻八』にも次のように記載しています:本章は邪客を仮定して、衛気・宗気の循行を明瞭した。故に篇名を『邪客』にした。

本篇の内容は次の通りです:
1、宗気・営気・衛気の循行と作用、及び不眠証の病機と治法;
2、人体と自然界との相応する現象;
3、「持針縦舎」の意義及び操作方法;
4、「陰虚故目不鄍」の意義及び「半夏湯」が失眠証を治療する機理;
5、手の太陰、手の厥陰経脈の屈折出入の循行概況及び手の少陰心経に輸がない理由;
6、「八虚」が分候五臓の病変。

(李)
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by jbucm | 2014-09-11 10:41 | 中医学 | Comments(0)
こんにちは、周です。生徒さんのご要望に応じ、今回はメタボリックシンドローム(MS)の中医治療法を抜粋して紹介します。

MSは多系統に影響を及ぼす疾病であります、中医理論に基づき、患者の臨床表見・検査の値(血圧・血糖・脂肪)に基準して分型論治します。降圧・降糖・減肥(体重を減軽する、ダイエット)・インスリンの抵抗作用を減軽させ、中薬の多靶点(多方面的な)作用という有利点を発揮します。MSは痰湿と密接な関係してあります、臨床上では、健脾袪痰法を用いて、痰濁を排除させる(大小便を排泄させる、車前子・沢瀉・草決明・姜黄を使用する)という方法も同時に使います。早・中・後期の3期に分けられ、各期にそれぞれ散鬱・標本兼治・補虚活血化瘀法を用いて治療します。療程は8~12週とし、効果の判断基準は未だありませんが、糖尿病の判断基準にします。中医学は、「整体観」「治未病」を重要視します。

中医学分型(8型)
1、肝鬱気滞型
2、痰濁壅盛型 中国人多見
3、脾虚湿盛型
4、気陰両虚型
5、脾腎両虚型(陽虚)5以降は後期である
6、陰虚燥熱型
7、陰陽両虚型
8、痰瘀互結型
各型の臨床表見・兼症・病因病機・治療法・方剤を紹介されました。

MS治療に使われる日本漢方顆粒(エキス剤)8処方、糖尿病8処方の使用目標を紹介されました。
MS
1、防風通聖散 便秘、無汗、体力有、熱感有
2、防已黄蓍湯 尿少、体力無か低下、多汗、関節痛か変形 老年女性多用
3、六君子湯 肥満、高血脂、疲乏、便溏
4、当帰芍薬散 肥満、浮腫(尿少)、白帯多、月経不順、舌暗・胖、苔膩
5、大柴胡湯 高血脂、肝胆系疾患(胸脇脹滿)、便秘、熱感有(口苦、煩躁)、蕁麻疹、肩凝り、神経症(神経質)
6、茵蔯蒿湯 体力有、便秘、皮膚瘙痒症(脂漏性皮膚炎)、熱感有、帯下黄
7、清暑益気湯(李 東垣) 肥満、体力無か低下、口渇口乾、軟便、夏季(夏季以外も使用可)
8、牛車腎気丸 肥満、畏寒、体力無か低下、頻尿(夜尿)尿少、前列腺肥大(男性)

糖尿病
1、当帰芍薬散 糖尿病足(壊死)
2、桂枝茯苓丸 舌暗、月経困難
3、桃核承気湯 舌暗、便秘、月経困難、口渇口乾、煩躁
4、桂枝加朮附湯 畏寒、肢冷(神経血管病変)
5、疎経活血湯 神経痛(寒がりの者は使用不可)
6、八味地黄丸 畏寒、腰膝痠軟(腎陽虚・陰陽両虚)
7、牛車腎気丸 肢冷、畏寒、頻尿(夜尿)尿少、浮腫
8、白虎加人参湯 口渇、疲れ、熱感有(気陰両虚+熱証)
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by jbucm | 2014-09-08 09:44 | 中医学 | Comments(0)
霊枢・五癃津液別第三十六⑥

【纏め】本篇は五癃の病の病機について詳しく論述してあります。下記のように纏めておきます:

① 寒気が分肉の間に停留→気機収引、津液が停留し→集まって沫になり、痛みが発生する。

② 心に悲と気が併合→心系が急(気ぜわしい)、肺葉が挙がり、気逆で津液が上に溢れる→咳して涙が出る(むせび泣くようす)。

③ 中焦の熱が消穀→寄生虫が上下に動く→胃の動きが緩慢で気逆し、唾液が出る。

④ 陰陽が不和→液が陰竅に溢れ→女子は帯下が多い、男子は精液を失う→髓液が減少→腰と背中が痛む、脛が痠痛する。

⑤ 陰陽気道が不通、四海が閉塞、三焦が不瀉→津液不化→下焦に溜まり込み、膀胱へ滲出できない→下焦が張り、或は水液が外溢し水脹となる。

本篇は五穀が胃に入ってから五種類の津液に化生することと陰陽不和、三焦が瀉しない時(陰陽不和、津液の輸布が失調)に「五癃の病」が発生する機理説明した。

なお、水穀が津液に化生する際、三焦の役目を強調した(水穀皆入于口……三焦出気、以温肌肉、充皮膚、爲其津;其流而不行者、爲液)。『難経・第三十一難』にある「三焦者、水穀の道であり、気の終始する所である」という記載はその注釈です。本分に書かれた「三焦不瀉、津液不化、水脹になる」という理論は後世に水気病に対する認識及び治療に重要な指導的な意義があります。

また、天気の寒暑が体内にある水液に重要な影響があることも説明した。「五藏六府、心爲之主、耳爲之聽、目爲之候、肺爲之相、肝爲之將、脾爲之衛、腎爲之主外」とは『内経』の整体観念を反映しています。即ち、人と自然は統一している、人体の各部位も統一している。これは中医学の理論特徴の一つであり、理論の研究や臨床の実践などに、広く応用されています。


次回からは『霊枢・邪客』を勉強しましょう。

(李)
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by jbucm | 2014-09-04 10:00 | 中医学 | Comments(0)

夏季講習会(その4)

こんにちは、先週土日(8月30日・31日)夏季講習会(その4)を行われました。今回は韓先生からの「メタボリックシンドローム(MS)の中医治療」でした。2つ病案を取り上げ講義されました。 

韓先生は現代医学(西洋医学)と中医学理論を結合し、中医学の角度から、分かり易く解説を頂きました。中医学では、MSという病名はあませんが、古代からMSに関する記載してありますー「消渇」・「眩暈」・「脾癉」などに帰属されます。MSの発症は、主に3つ臓腑―肝・腎・脾に関係してあり、どちらの1つ臓腑機能失調すればMSを発症します。中医弁証の考え方と要点を詳しく講義され、中国及ぶ日本で使われている方剤も紹介されました。常用されている単味薬を紹介されました。
附:単味薬
黄連、人参、大黄、薏苡仁、天花粉、白朮、黄耆、赤芍、葛根、三七、玉米須、苦瓜、虎杖、沢潟、何首烏、枸杞子、地骨皮、淫羊藿、茵陳、山楂、黄芩、蒲黄、生地黄、丹参、川芎、夏枯草、桑白皮

4回にわたって今年の夏期講習会の紹介させて頂きました。ご覧になっていただき、ありがとうございました。来年のご参加を、お待ちしております。
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by jbucm | 2014-09-01 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)