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年末年始休業のお知らせ


北京中医薬大学日本校年末年始休業は下記通りです。

 12月29日(月)〜1月4日(日)は冬期休暇とさせていただきます。

 1月5日(月)からは、通常通りの業務を始めさせて頂きます。ブログも1月5日(月)から再開いたします。

 いつも北京中医薬大学日本校のブログ記事を読んで頂き、ありがとうございます。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 新しい年が皆様にとって佳き年でありますようお祈り申し上げます。
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by jbucm | 2014-12-28 17:00 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

2015年度国際中医師試験を受けるために

中医中薬専攻科 平成25年4月・10月生の皆様

当校では、世界中医薬連合会が主催する国際中医師試験に参加するのは、年に一度のみです。2015年(平成27年)度は、10月11日(日)・12日(月・祭)に開催する予定で、中医内科学の勉強が終わっていれば、受験することができます。従って、在校生の平成25年4月・10月生の皆様もその対象となります。

皆様は入学後、中医学の基礎の部分(基礎理論・診断学・中薬学・方剤学)の勉強を終え、いよいよ中医臨床の各科目を勉強します。中医内科学は臨床各科目の中最も重要な科目なので、7月まで内科学の講義を詳しく致します。その後婦人科・小児科・外科皮膚科などを勉強します。

この数年間、国際中医師試験の内容は変わっておりませんが、合格基準は年々厳しくなっています。
2012年度より、試験の内容及び合格基準は下記の通りになっております:

1.中医基礎理論
2.中医診断学
3.中薬学
4.中医方剤学
5.中医臨床総合
上記各科目の問題形式は共に、A型・B型選択問題を100問で、総点数100点で合格ラインは60点です。
   *「中医臨床総合」に、中医内科学70%、中医婦人科・中医小児科・中医外科学各10%を占めます。
6.弁証論治: 問題形式は症例分析です。全4問を総点数が100点で合格ラインは60点です。
   *「弁証論治」に、カルテの書き方を含む。4問の症例の中、3問が内科の症例です。

 上記1~6の回答時間はそれぞれ90分です。

 なお、上記の合格率基準で、2012年度は、日本校はそれまで90%以上に維持できた合格率が90%を下まわりました。今年(2014年)に受けられる皆さんは早めに試験の準備を始め、かつまじめに復習されたので、87.9%の合格率を果たしました。

 さて、2015年(平成27年)に試験(再試験)を受けたい方は、今から試験の準備を始めることをお勧め致します。

試験の準備は、大きく二つに分けられます:
その①は選択問題の練習です(『国際中医師標準試験復習大綱』を使用する);
その②は弁証論治の練習です(内科学で詳しく勉強する各病証をしっかり覚えておくこと、臨床研究科を積極的に聴講する)。

  つきまして、「弁証論治」を除く5科目は、2011年に発行された『国際中医師標準試験復習大綱』という問題集をしっかりと復習すれば、合格できると考えます。但し、『問題集』の問題数が多いので、たくさんの時間を掛けなければなりません。平成27年に試験を受けたいのであれば、今から準備を始めることをお勧め致します。

  まず早めに『問題集』を購入し、中医基礎理論の問題から解いていきましょう。担任の教授は勿論応援致しますが、教務担当の李(り)と周(しゅう)も皆様を応援致しておりますので、勉強について分からないことなどがありましたら、どうぞ、遠慮なく、いつでも質問をして下さい。

(李)
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by jbucm | 2014-12-25 10:00 | Comments(0)

「単味」良方の紹介 その14


こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。その14

浮腫

赤小豆(あずき)
①赤小豆50g 煎じて飲む。この方は腎虚浮腫に有効する。
②赤小豆100g 大棗10個 お粥にして食べる。この方は貧血浮腫に有効する。
③赤小豆・落花生の仁(ビーナツ)・大棗各100g 氷砂糖少々 上記の物を煮て食べる。
④赤小豆100g 茅根150g 米100g 茅根を30分位煮てから取り出す。茅根の煮汁に赤小豆・米を入れ、軟らかくまで煮る。

黒豆
黒豆を煮た後、皮を剥き、焙乾(焙る)した後粉末にして、米湯(米汁)で調服する。毎回6g、毎日3回。

落花生の仁
落花生の仁・大棗各等分(同じ分量)煎じてお茶代わりに飲む、毎日1回。

鴨肉
①鴨肉適量 米100g 鴨肉を煮てスープを作る。鴨肉スープに米を加えお粥にして食べる。
②雄鴨1羽 粳米適量 葱白3本 雄鴨は食べやすいサイズに切る、軟らかくまで煮る。粳米・葱白を入れてお粥にして食べる。朝晩温食(温かいうちに食べる)する。7日間は1クールである。この方は栄養不良性浮腫・心源性浮腫・腎性浮腫・肝硬変による腹水腫に適応する。
③雄鴨1羽 冬瓜1000g 上記の物をスープにして食べる(飲む)。
④鴨頭3個 煮汁を飲む。この方は浮腫通利不便に有効する。


①鯉1尾(約250g) 赤小豆100g 上記の物を煮て食べる。
②鯉1尾(約500g)冬瓜・葱白適量 鯉を煮てスープを作る。鯉のスープに冬瓜・葱白を加え煮る。
③鯉1尾(約500g) 茯苓9g 上記の物をスープにして食べる(飲む)。この方は補気・健脾・利水作用があり、肝病や腎病による浮腫に適応する。

山薬
山薬50g 赤小豆50g 粳米100g 薬米同煮法でお粥を作って食べる。この方は脾虚による浮腫・無力・腹脹・便溏・尿少などに補助治療作用がある。

薏苡仁
薏苡仁100g 緑豆100g 上記の物を煮て食べる(飲む)。

以下の食物・中薬は浮腫に有効です。食べ方・作り方は省略します。
蚕豆、瓜蒂、桑椹、白茅根、通草、萊菔子、苦丁香、茯苓、太子参、香薷、杜仲、黄耆
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by jbucm | 2014-12-22 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(八十七)

霊枢・本神第八③

【原文】所以任物者謂之心⑨、心有所憶謂之意、意之所存謂之志、因志而存変謂之思、因思而遠慕謂之慮、因慮而処物謂之智⑩。

故智者之養生也、必順四時而適寒暑、和喜怒而安居処、節陰陽而調剛柔⑪、如是則僻邪不至、長生久視⑫。

【注釈】⑨所以任物者謂之心:(母体から離れたあと)生命活動を主宰するものを「心」と謂う。

⑩心有所憶謂之意、意之所存謂之志、因志而存変謂之思、因思而遠慕謂之慮、因慮而処物謂之智:心の中にまだ定まらない意念を「意」と謂う;定まった決意なお実行することを「志」と謂う;志を思考することを「思」と謂う;思考の範囲が遠くなることを「慮」と謂う;考慮してから物事を処理することを「智」と謂う。

「憶」は、追憶すると始めに出した意念という二つ意味をする。「存」は、定まり、なおそれを実行することを指す。「変」は改める、調整するという意味で、志向を達すために具体的な措置を考え、状況によって調整する過程は「思」である。「遠慕」は深思熟慮、将来を予測することを指す。「処物」とは物事を妥当に処理することを指す。               

⑪故智者之養生也、必順四時而適寒暑、和喜怒而安居処、節陰陽而調剛柔:賢い人の養生方法は、必ず四季の気候変化に従い、寒暑に適応する;喜怒過ぎなく、穏やかな日常生活をし、陰陽の偏りを控えめにして(活動の)剛柔を調節する。

ここの「陰陽」とは、男女両性、飲食の寒熱、薬物の性味、病治脈要、行動の動静などが含まれる。「剛柔」も陰陽である。「節陰陽而調剛柔」とは、養生の根本は調整陰陽であり、バランスをとることである。その意義は広くて深い。

⑫如是則僻邪不至、長生久視:これで邪気が避けられ、長寿不病での生活ができる。

【説明】本節は(前回と今回の分)神の発生、概念及び養生への意義を説明した。神・魂・魄・意・志など精神意識活動は五臓に蔵されていて、その物質的基礎は「精」であり、全ての精神意識と思惟活動は「心」と「神」に支配されることを指摘した。先人は、生命の本源は自然物質世界であることと、神識活動の物質的基礎は「精」であることを闡明し、唯物論の観点から解説された。これは中医学がいまだに存在できることの重要な前提である。

なお、神識には神・魂・魄・意・志が含まれるが、魂・魄・意・志が神から派生されたものであることも説明した。
各種の神識活動の概念(故生之來謂之精、兩精相搏謂之神、隨神往來者謂之魂、並精而出入者謂之魄。所以任物者謂之心、心有所憶謂之意、意之所存謂之志、因志而存変謂之思、因思而遠慕謂之慮、因慮而処物謂之智)、養生の理論原理(順四時而適寒暑、和喜怒而安居処、節陰陽而調剛柔)も明確にした。

(李)
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by jbucm | 2014-12-18 10:30 | 中医学 | Comments(0)

四面楚歌

こんにちは、周です。今回は成語――「四面楚歌」(si mian chu ge )を紹介します。

まわりが敵や反対者ばかりで、味方のないこと、「孤立無援」の状態を「四面楚歌」と言います。「四面」は、東西南北でも・前後左右でも、まわりのどこを見てもという意味で、「楚歌」は、文字通り「楚の国の歌」であります。敵に囲まれて孤立していることを意味します。楚の項羽が、漢の軍に囲まれ時、漢の軍がまわりで楚の国の歌を歌ったので、楚の人民が漢に降ったのか、と驚いたという故事からです。

話は紀元前3世紀に遡ります。秦が滅び、中国は又乱世を迎えていました。沢山の英雄が現れては消え、2人だけが残され、天下を賭けて対決することとなりました。一人は漢の劉邦、もう一人は楚の項羽であります。

項羽は垓下というところに陣をしていました。彼は自信を持っていました。戦闘をすれば、大抵は楚が勝っていたのです。漢の劉邦をバカ(軽視)にしていました。今回の戦闘は、不思議なことに、いくら遣っ付けても、なかなか漢は屈服しません。実際の情勢は、今まで態度を決めていなかった各地の英雄達が、次々に漢の側に付くことを決めました。しかし、項羽は何も知りません。彼は天下一の勇将でしたが、わがままな自信家でした、人が自分から離れて行くのに気付かない不幸な男でした。
夜になりました。項羽は寝床に入りましたが、漢軍が四面(あちらこちら)、皆楚の歌を歌っているのを聞き、項羽は驚愕して言いました:「漢は、すでに楚の全土を制圧したのだろうか。なんと楚人の多いことか。」

敵に囲まれただけなら、まだいいです。漢の陣地から漢の歌が聞こえるなら、たとえ百万の敵でも、恐れはしません。だが、敵である漢の陣地から、楚の歌が聞こえます。歌っているのは、楚の人です。本来、味方であるべき楚の人が、敵側に付いているのです。
これを気付いた時、項羽は初めて負けを認めました。

《史記》に垓下の戦いは、こう記しています。
項王軍壁垓下。兵少食尽。漢軍及諸侯兵囲之数重。夜聞漢軍四面皆楚歌、項王乃大驚曰、「漢皆已得楚乎。是何楚人之多也。」項王則夜起飲帳中。有美人、名虞。常幸従。駿馬、名騅。常騎之。於是項王乃悲歌忼慨、自為詩曰、
力抜山兮気蓋世
時不利兮騅不逝
騅不逝兮可奈何
虞兮虞兮奈若何
歌数闋、美人和之。項王泣数行下。左右皆泣、莫能仰視。
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by jbucm | 2014-12-13 14:18 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(八十六)

霊枢・本神第八②

【原文】黄帝問于岐伯曰:凡刺之法、必先本于神①。血・脈・営・気・精・神、此五藏之所藏也②。至其淫泆離藏則精失、魂魄飛揚、志意悗恍乱、智慮去身者、何因而然乎?天之罪与?人之過乎③?何謂徳・気・生・精・神・魂・魄・心・意・志・思・智・慮?請問其故。
岐伯答曰:天之在我者徳也、地之在我者気也④、徳流気薄而生者也⑤。故生之來謂之精、兩精相搏謂之神⑥、隨神往來者謂之魂⑦、並精而出入者謂之魄⑧。

【注釈】①凡刺之法、必先本于神:針刺の一般的法則は人体の生命活動を根本とするべきである。「神」とは、生命活動の主宰であり、臓腑精気の現れである。もし神気が尽きたら、いかに治療の技術が上手く措置が正しくても無理である。ここは、神の盛衰が治療効果を左右すると強調したものである。

②血・脈・営・気・精・神、此五藏之所藏也:血・脈・営・気・精・神は五臓に藏される生命活動を維持する物質および原動力である。

③至其淫泆離藏則精失、魂魄飛揚、志意悗恍乱、智慮去身者、何因而然乎?天之罪与?人之過乎?:もし七情が過度になると、内臓に分離されてしまい、次第に精気が散逸し、魂魄が定まらなく、意志が乱れ動転し、思考決断力が喪失する。この原因は何であるか?自然の災難か、人為的な過ちであるか?
「淫泆(いんいつ)」とは、嗜好欲が過度である、勝って気ままであることを指す。

④天之在我者徳也、地之在我者気也:天が我々に授けたものは「徳」であり、地が我々に授けたものは「気」である。天の「徳」とは「道」であり、法則と規律である、即ち自然界の気候、日光、空気、雨露など正常な規律を指す。地の「気」とは土地が我々に授けた生存に必要な物質であり、即ち飲食五味などである。『素問・六節蔵象論』には「天食人以五気、地食人以五味」と記載してあり、同じ意味であるが、より深い道理が含まれている。

⑤徳流気薄而生者也:天の徳が下り、地の気が上がる、二者が交わし、(天地の)陰陽が結ばれ、万物に化生するこそ、人間が生存する。「徳流気薄」とは、天徳地気が上下交わすことである。ここは、生命の生存と延長継続には、天陽の気と地陰の気の交わすことに頼ることを説明した。

⑥故生之來謂之精、兩精相搏謂之神:人間の生命の原始的物質を「精」と謂う;兩精(男女の精)が結合して新たな生気になり、それを「神」と謂う。「兩精相搏謂之神」の「兩精」についての注釈が三つあるが、ここは『類経・蔵象類・九』の注釈に従い、「先天の精」を意味する。本文の「神」は、「魂・魄」などと同じく、主に精神意識と精神活動を指す。

⑦隨神往來者謂之魂:神気に伴う精神活動を「魂」と謂う。「魂」とは、精神活動の形式の一種であり、陽に属し、「陽神」とも称される。血に蔵され、肝に主宰される。『類経・蔵象類・九』に次のように記載している:「魂」というのは、夢でみているよう、幻覚のようなものである。もし神が魂を支配しなくなると、無意識的な感覚や動作(寝言、夢遊病、幻覚)が現れる。故に、神が安定であれば魂が蔵される。臨床では、「心不蔵神」で不眠になるケースが見られる。その治療は安神の他に龍骨、牡蠣など「斂魂」の生薬も使われる。

⑧並精而出入者謂之魄:精に従って出入するものを「魄」と謂う。「魄」とは先天的本能的感覚と動作(非条件的反射)である。例えば、乳児の吸啜(きゅうてつ)反射、まばたき反射など。『類経・蔵象類・九』に次のように記載している:「魄」の作用は、動作で痛痒を覚える。魄も精神活動の形式の一種であるが、魂に対して、陰に属し、「陰神」とも称される。気に蔵され、肺に主宰される。精が化気でき、精が充実であれば気も満ち、魄も旺盛である。故に、魄が「並精而出入」と言う。

(次回へ続く)

(李)
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by jbucm | 2014-12-11 10:31 | Comments(0)

巻(捲)土重来

こんにちは、周です。今回は成語――「巻(捲)土重来」( juan tu chong lai)を紹介します。

巻(捲)土重来というのは、一度の戦いに敗れたものが、また勢いを盛り返し、砂埃を巻き上げて(巻土)、再び攻めて来る(重来)との意味です。貶義を含まれますので、よい意味ではあまり用いません、よい意味で勢いを盛り返し時、「東山再起」を使います。

出典は唐代の有名な詩人・杜牧の詩です。
杜牧は、唐代の名宰相と言われた杜佑の孫で、25歳の時、進士(高級官吏)の登用試験に合格し、役人となりました。その後、朝廷でかなりの地位まで出世しましたが、当時の宰相に憎まれて、長い間地方長官として各地を転々とされました。のちに再び都に戻ることができましたが、彼は役人だけではなく、孫子兵法の注釈したことでも知られ、また数々優れた詩を残しています。

彼は旅の途中、長江の北岸にある烏江というところに差し掛かった時であります。杜牧は、この地に纏わる・千年前の歴史物語を思い浮かべました。紀元前3世紀の終り頃、始皇帝の死に秦が滅亡した後、二人の英雄―項羽と劉邦が対立し、5年に渡った激しい戦いが繰り広げられました。初めは、項羽のほうが勝っていたが、形勢が逆転し、次第に追い詰められました。垓下というところに包囲され(「四面楚歌」の由来、次回紹介します)だが、ようやく脱出し、烏江まで逃げました。この長江を渡れば、項羽の故郷であります。地元の人が船を用意し、項羽に「故郷に帰って再起する」ように勧めたが、項羽が断って、追ってきた敵軍と戦った後自決しました。

杜牧は、この物語を基に「題烏江亭」という詩を書きました。
勝敗兵家事不期
包羞忍恥是男児
江東子弟多才俊
巻土重来未可知

江東は項羽の故郷であります。そこには豪傑が多いですので、「巻土重来」したら、情勢はどうなるか分からないのに……、項羽の運命を惜しんだのであります。
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by jbucm | 2014-12-08 09:30 | 中国語 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 蔵象学説(八十五) 

霊枢・本神第八①

篇名について

 「神」とは精神意識と思惟活動の総称であり、神、魂、魄、意、志、思、慮、智などを含めます。「本」とは、本源、根本の意味ですが、こちらは意味を押し広めて本源を探求することになります。つまり、「本神」とは、神、魂、魄、意、志、思、慮、智などの精神意識及び思惟活動の本源を探求することです。

 本篇は、神の概念と分類、作用などを説明し、神と五臓との関係及び神が失常後の病変などについて論述し、そして弁証論治で疾病を治療の際に「神」の意義なども説明してあります。この篇名について『霊枢注証発微・巻一』に次のように書かれています:此篇は五臓の神について推理したから、故にこの名付けした。

本篇の主な内容と学習の目的:
1、神の発生、精と神の概念及び相互関係。なお、養神が健康への重要性。
2、神、魂、魄、意、志、思、慮、智の一般的な意味。
3、五臓の疾病が引起す精神活動異常の一般的な症状。
4、情志(神、魂、魄、意、志)と五臓との関係、及び病人の情志活動で内臓の虚実盛衰を判断する。

(李)
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by jbucm | 2014-12-04 10:30 | 中医学 | Comments(0)

2014年秋国際中医薬膳師及び国際薬膳調理師試験結果のお知らせ

 大変お待たせしておりますが、この度、中華中医薬学会より、今年10月に行われました「国際中医薬膳師」及び「国際薬膳調理師」能力認定試験の結果についての連絡が来ました。

今回、92名(再試験者を含む)参加者の中に、90名が合格されました(合格率は97.8%です)。合格者の受験番号をお知らせ致しますので、どうぞ、ご確認下さい。

合格された皆様、本当におめでとうございます。なお、今回合格できなかった方は、是非来年度にもう一度チャレンジして下さい。

 合格証書及び成績表は近いうちに送られて来るそうです。学校に届きましたら、即ち皆様のお手元へお届け致します。

ICMD-J14-061、ICMD-J14-062、ICMD-J14-063、ICMD-J14-064、ICMD-J14-065、
ICMD-J14-066、ICMD-J14-067、ICMD-J14-068、ICMD-J14-069、ICMD-J14-070、
ICMD-J14-071、ICMD-J14-072、ICMD-J14-073、ICMD-J14-074、ICMD-J14-075、
ICMD-J14-076、ICMD-J14-077、ICMD-J14-078、ICMD-J14-079、ICMD-J14-080、
ICMD-J14-081、ICMD-J14-082、ICMD-J14-083、ICMD-J14-084、ICMD-J14-085、
ICMD-J14-086、ICMD-J14-087、ICMD-J14-088、ICMD-J14-089、ICMD-J14-090、
ICMD-J14-091、ICMD-J14-092、ICMD-J14-093、ICMD-J14-094、ICMD-J14-095、
ICMD-J14-096、ICMD-J14-097、ICMD-J14-099、ICMD-J14-100、ICMD-J14-101、
ICMD-J14-102、ICMD-J14-103、ICMD-J14-104、ICMD-J14-106、ICMD-J14-107、
ICMD-J14-108、ICMD-J14-109、ICMD-J14-110、ICMD-J14-111、ICMD-J14-112、
ICMD-J14-113、ICMD-J14-114、ICMD-J14-115、ICMD-J14-116、ICMD-J14-117、
ICMD-J14-118、ICMD-J14-119、ICMD-J14-120、ICMD-J14-121、ICMD-J14-122、
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ICMD-J14-128、ICMD-J14-129、ICMD-J14-130、ICMD-J14-131、ICMD-J14-132、
ICMD-J14-133、ICMD-J14-134、ICMD-J14-135、ICMD-J14-136、ICMD-J14-049、
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ICMD-J14-C26、ICMD-J14-C27、ICMD-J14-C28、ICMD-J14-C29、ICMD-J14-C30、
ICMD-J14-C31、ICMD-J14-C32、ICMD-J14-C33、ICMD-J14-C34、ICMD-J14-C35

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by jbucm | 2014-12-01 09:35 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

「単味」良方の紹介 その13 


こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。その13 

腰痛

仙茅
仙茅25g 細辛3g 当帰9g 上記生薬を煎じて服用する、毎日1剤。

木瓜
木瓜100g 食塩10g 水3000cc 上記物を沸騰させてから、たらい(洗面器でもよい)に入れ、足湯にする、水(お湯)は三陰交(穴名)まで浸ける、毎回15~30分間。
また毎日朝一番、木瓜5g 食塩1g お湯で沖服する。

白朮
炒白朮60~90g 煎じて服用する。この方は、寒湿盛腰痛に適応する。

女貞子
女貞子250g 白酒(アルコール低いもの)500cc 女貞子を白酒に浸ける、3~4週を経てから飲める。毎日1~2回、1回20ccを飲む。

杜仲
①杜仲30g 猪尾(豚の尾) 上記物を一緒に煮て服用する。この方は、腎虚腰痛、遺精、慢性腰腿痛に適応する。
②杜仲60g 猪肚(豚の胃袋)1個 豚の胃袋はよく洗い、食べやすいサイズに切る、杜仲を加え、軟らかくまで煮る。塩で味を調えて食べる。
③杜仲30g 羊腎2個 葱・生姜・花椒・お酢・醤油・塩適量 羊腎は縦に半分を切る、(多め)塩でモミモミしてから水で洗い流す(尿の臭味を取る)、食べやすいサイズに切る。300ccの杜仲の煎汁を作る。羊腎・葱・生姜・花椒は杜仲の煎汁に入れて、軟らかくまで煮る。お酢・醤油・塩で味を調えて食べる。
④杜仲18g 甲魚(スッポン)1匹(約500g) 土鍋に入れて、文火で4時間煨する。
⑤杜仲12g 羊腎2個 黒豆60g 小茴香3g 生姜3片(約5g)塩  羊腎は縦に半分を切る、(多め)塩でモミモミしてから水で洗い流す(尿の臭味を取る)、食べやすいサイズに切る。杜仲・黒豆は10分間位煮てから羊腎を入れ、軟らかくまで煮る。小茴香・生姜・塩で味を調えて食べる。この方は、補腎固腰作用があり、腎虚腰痛に適応する。
⑥杜仲・補骨脂各15g 核桃仁50g 白米100g 杜仲・補骨脂・核桃仁の煎じ汁に白米を加え、文火でお粥を作る。朝晩2回食用する。この方は、補腎強腰作用があり、老人の肝腎両虚による腰痛・足膝痠軟に適応する。
⑦杜仲・破故紙・小茴香各9g 猪腎(豚の腎臓)2個 猪腎は縦に半分を切る、(多め)塩でモミモミしてから水で洗い流す(尿の臭味を取る)、食べやすいサイズに切る。杜仲・破故紙・小茴香を加え、猪腎の色が黒くまで煮る。毎日1剤。3~5日連続する。

以下の食物・中薬は腰痛に有効です。食べ方・作り方は省略します。
肉蓯蓉、断続、何首烏、当帰、枸杞葉、枸杞、鹿角屑、朝鮮人参
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by jbucm | 2014-12-01 09:30 | 中国の薬膳 | Comments(0)