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タグ:中医学 ( 685 ) タグの人気記事

孫思邈巧治脱肛

こんにちは、周です。医家・孫思邈逸話を紹介します。 

第四話:孫思邈巧治脱肛
唐の貞観年間、河南府ある少尹(尹=官名、地方の長官)は使者として東女国に出向しています。この少尹は平素身体健壮ですが、最近脱肛(病)に悩まされています(咳嗽すると肛門や直腸の下のほうの粘膜が肛門外に脱出する、時に夢精滑精する、頭暈などを伴う)。当地の名医の診察・治療を受けましたが、好転しませんでした。

孫思邈は丁度用事(親戚を訪問する)があってその地を通過しました。少尹は孫思邈の往診を要請しました。孫思邈は少尹を診査しました:脈沈細無力、舌胖嫩、苔少而潤。周囲に美貌な妾は少なくとも10人も居ます。過度な房労(過度な性生活のために起こる虚損状態、色欲傷・色労・房室傷ともいう)による腎陽虚と、孫思邈は知り(診断)ました。
孫思邈は何にも言わず帰ろうとした時、少尹が自分の病情を問いました。
孫思邈はこう言いました:もし大人(地位の高い長官に呼びかける敬称)は誠意があれば、身分を落として医者の話を守って頂けますか?少尹は「はい」と返事しました。孫思邈は、1000日間一人暮らし(独身に戻る)、女色(性生活)を離れることを要求しました。少尹は照れて「はい」と答えました。
そして孫思邈は小瓶を取り出して少尹に渡し、こう言いました:朝晩2回、瓶に入ったものを少し鼻内に入れて鼻を揉み揉み、10回位クシャミをさせる。少尹は試してやったら、すぐクシャミを連発し、涙と鼻水を出てきました。

孫思邈は微笑んで言いました:欲速不達(功を急げば目的を達することができない)。毎回少しでよいです。クシャミが多すぎると体力は持てないですよ。また少尹が今まで飲んでいる・補気方薬に少々補腎壮陽薬を加えました。治ったら薬を止めてください、と言いました。

その後、脱肛を治した少尹は(孫思邈に)謝恩するため上京しました。病を治された訳を聞きました。孫思邈は笑いながらこう言いました:大人は過度な性生活のため、腎陽虚衰→脾陽虚→中気虚弱→中気下陥→脱肛。差し上げた薬は只の通関散です。通関散は通関開竅作用があり、クシャミをしたら引気上行(気を上に引き上げて行く)し、1000日間の性生活をしなかったも加え、補腎益気薬を飲んだりして、三管斉下(三方面を一斉にやる)で効果が得ないわけはないでしょう。大人切記、病癒亦須節欲養生(よく覚えて下さいー病癒後も節度なセックス、養生が必要である)。あれからの少尹は養生之道を心かけして、100歳余まで生きられたそうです。

現代医学では、クシャミをすると横隔膜を上昇させ、内臓も一緒に持ち上げるので、中気下陥による内臓下垂(脱肛、子宮脱=子宮下垂)にある程度の効果があると認識します。

附:通関散の組成
甘草、人参、白朮、茯苓、桔梗、防風、荊芥、薄荷、乾姜、附子
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by jbucm | 2016-10-24 09:30 | 中医学 | Comments(0)

2016年の北京研修旅行

 9月9~15日、日本校の卒業生、在校生及び関係者の28名の方々が北京中医薬大学の開校60周年記念イベント並び今年度の卒業研修旅行にご参加頂きました。

 参加された皆様の温かいご協力によって、無事に終了致しましたことを心から感謝申し上げます。

 短い旅とは言え、中医病院或いは大学での本格的な体験をされて、充実な毎日を送ることが出来たことと思います。その様子を今回の研修旅行に参加されてない皆さんにもお届したいと思います。

 9月9日夜、北京中医薬大学学長による海外からの参加者へのご招待。
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 9月10日に北京郊外にあります新しいキャンパスにて、開校60周年記念イベントに参加。
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 9月11日は薬用植物園を見学、薬膳レストランにての昼食。
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 9月12~14日は病院研修、又は薬膳の講義と実習を実施致しました。病院チームでは内科学(腎臓泌尿器系・脳神経系・心血管系・呼吸器系)の研修は病棟にて、婦人科及び針灸科は外来にて行いました。薬膳の講義では『中医食療と薬膳』、『よくある慢性病の食療要点』、『美容の食療法紹介』の講義と『養生膏方の制作と応用紹介』という調理実習を行いました。
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 9月14日の夕方、2016年度中医中薬専攻科の卒業式。
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お世話になった金先生を囲んだ笑顔の卒業生の皆さん。
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 今回の研修旅行は、北京本校の学長をはじめ外事処の先生方、東直門病院の先生方、及び通訳の方のご支援と細かいご配慮によって実現されたことを心から感謝いたします。
  

(李・周)
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by jbucm | 2016-09-29 11:00 | 研修旅行 | Comments(0)

夏期講習 その1

こんにちは、先週の土日(7月30日・31日)夏季講習会(その1)を行われました、今回はその内容を紹介します。

テーマ①:気功美容養生篇
担当:宋 海君先生

主要な内容は以下です。
第一部分 食療美容養生篇
1.食物類:薏仁米(薏苡仁)、大豆、胡麻、山薬、白木耳。
2.動物類:豚の皮、豚足、牛筋、烏骨鶏、鯉、太刀魚、亀の肉、なまこ。
3.野菜類:セロリ、白菜、藕(蓮の根)、大根、トマト、糸瓜(へちま)、
冬瓜、キュウリ、苦瓜、しいたけ。
4.その他:蜂蜜、ごま油、黄酒、生姜、枸杞子、杏仁、大棗、銀杏、蓮子、
      龍眼肉、紅玫瑰花、菊花、豆豉、赤小豆、百合、真珠の粉。
5.美容料理:
銀耳粥
蜂蜜銀耳
枸杞銀耳火腿(ハーム)粥
山薬粥
薏仁米粥
山薬と藕の千切り炒め
双耳(白、黒木耳)とほうれん草の炒め
百合と白菜の炒め
薏仁米と冬瓜の煮込み
赤小豆と南瓜の煮込み
陳皮と黒豆の煮込み
大棗と黒豆の煮込み
蓮の葉と蓮子の粥
玫瑰大棗粥
真珠大棗粥 

第二部分 功法篇
第一 明眼功
明眼功は、肝経の気血を調整し、疏肝明目の作用があります。目の養生や、近視、遠視、乱視、老眼、目の炎症(充血、腫れ、痛み)などの予防と治療に用いられます。
1.左右視、円視(遠法)
2.左右視、円視(近法)
第二 鼻功
鼻功は宣通鼻竅(鼻を疏通する)の作用があります。感冒、鼻淵(副鼻腔炎)、過敏性鼻炎などの予防と治療効果があります。
1.九節仏風呼吸法
2.迎香穴点穴按摩法
3.洗鼻法
第三 歯功
歯功は固歯防齲(歯を固め、虫歯を予防)の作用があります。虫歯、歯の痛みなどの予防と治療効果があります。
1.叩歯法
2.歯部按摩法
第四 舌功・口元美容法
舌功は、舌部の機能を強め、口腔の乾燥症(ドライマウス)、口腔炎、口腔癌などの予防作用があります。なお、口周りの皺を減少し、美容効果もあります。
第五 耳功
耳功は、耳部の養生及び機能改善の方法で、通経開竅し、耳部の代謝が良くなる作用があり、耳鳴り、耳聾などの病症を予防と治療ができます。
1.耳門穴、聴宮穴、聴会穴の按摩:
2.耳部の按摩:
3.鳴耳撃鼓法:
第六 小顔美容法
顔の浮腫みを解消することで、小顔になる美容方法です。顎関節症の予防と治療もできます。
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テーマ②:夏・長夏の薬膳料理・薬膳に使える中薬

午前(10~12時)は鳳寛子先生より、「夏・長夏の薬膳」を講義して頂きました。
午後は、よく雑誌やテレビ番組で目にかかります、村岡奈弥先生が、夏・梅雨の薬膳料理方法を解説しながら、演じて下さいました。最後に、田中康子先生からの「夏の薬茶」-緑茶・緑豆茶・荷葉茶・南蛮茶(トウモロコシのヒゲ茶)・冬瓜皮茶・祛暑茶・五味子茶の作り方や効用の講義を聞きながら、苦丁茶を試飲しました。

少し疲れたかな~と思いますが、5時間で、豊富な内容で、しかも普段の講義で、できない内容でした。帰りの時、皆さんが連日の暑さは、何処かに飛んで行った顔でした。

いつもご協力下さいました、日本中医食養学会の先生方やスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。本当に有難うございました。
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by jbucm | 2016-08-01 09:30 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

学校紹介記事

昨日、朝日新聞に薬膳に関する記事がありました。下記はその内容です:
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こちらに関してお問い合わせがたくさんありましたので、当校のご見学や体験入学などについて案内致します。当校の講義時間は下記の通りです、ご興味のある方は、ぜひご見学や体験入学をしてみて下さい。

中医薬膳専科、医学気功整体専科:土曜日13:00~16:30  日曜日10:00~16:00

中医中薬専攻科:土曜日17:00~20:00 日曜日10:00~16:00

7月30、31日及び8月を除き、ご見学及び体験入学ができます。

 なお、今年の10月生の募集説明会は今週土曜日(7月23日)の14:00から行いますので、ご都合が良ければ、ぜひご出席ください。

 当校では、ご希望をされる方に学校案内等の資料をお送りしております。 学校案内をご希望される場合は、ご住所・お電話番号等をお電話またはFAX、E-mailなどでお知らせ下さい。

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   国立北京中医薬大学日本校
 〒113-0033 東京都文京区本郷1-8-2
Tel:03-3818-8531 Fax:03-3818-8532
   URL:http://www.jbucm.com
    E-mail:info@jbucm.com
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by jbucm | 2016-07-19 11:00 | Comments(0)

孫思邈医心虫病

こんにちは、周です。医家・孫思邈逸話を紹介します。

第三話: 孫思邈医心虫病
唐太宗が高麗(朝鮮)を征服したときのできことです。
ある日、連続の行軍や地形(河川がなくの山岳地帯)・天候不良も加え、将士(将校と兵士)と馬は脱水症状に陥った状態です。夜明け前に、一行は山谷に入り、大きい水坑(水たまる)が突然目の前にありました!将士が言葉で表せないほど大喜びー命の水だ!!万歳!!水坑の水を汲んで豪飲(痛飲)しました。もちろん唐太宗も飲みました。皆は大満足!
豪飲した後、その水坑の傍に一休みして夜明けしました。あぁ……不好(やばい)、一坑汚水だ!!!よく見ると、水の中に小さい虫が沢山遊動しています。唐太宗は「この水を飲んちゃんダメだ、病気になる」と思ったが、口には言わなく(将士ら皆飲んだから)、将士達を率いてその地を去りました。

その後, 唐太宗は高麗(朝鮮)を征服して班師回朝(軍を引き返す、凱旋する)。宮殿で食って寝ての毎日です。「無事生非」(諺である。暇で理由もないのに、わざわざ悶着を起こす)ー美味しい山珍海味(山の幸・海の幸)を食べながら、高麗の水坑にいた小さい虫を浮かんで食欲がなくなり、私もその水を飲んだから、もしかして腹に虫がいる、と頭の中にずっと思いました。
この様子で暫くすると、食べ物・飲み物を見ると満腹疑心(頭が疑念でいっぱいである、虫虫虫…)飲食できなくなり、本当に病気になりました。
皇帝を診察した太医(皇族に専属する医者)はこう言いました:陛下、あなたは病気がなく、とっても健康です。
太宗は叱りました:真乃庸医也(庸医=やぶ医者)。
何人かの太医も診察しましたが、前回同様に怒鳴れて寝宮(宮殿)を追い出されました。

その後、唐太宗は太医の診察を一切拒否し、「病」が益々悪化して行きました。仕方がなく、大臣は田舎名医・孫思邈を呼び寄せしました。
孫思邈は唐太宗を診察した後、少々沈思してこう言いました:そうです、間違いなく小さい虫が陛下のお腹に居ますね。退治しなければなりません。私は薬丸を作って差し上げますので、薬丸を飲んだら虫が殺せます。
宮殿を出た後、孫思邈は早速薬丸を作りましたー10個蝋丸(ろうで作った丸剤、蝋丸の中に蝋制の細長い虫を包む)。再び宮殿に入ります。蝋丸を手にして、用法用量を唐太宗に説明します:毎日1個を飲んで下さい、害虫を死んだか(殺した)を確認したいので、万歳(=皇帝)が排出した大便を捨てないで下さい、私は(大便を)見ます。
唐太宗は言われ通り10日間で蝋丸を全部飲みました。11日目の朝、孫思邈が唐太宗の目の前で(唐太宗の)大便を水で流して、露出してきた蝋丸を割って虫(蝋制の虫が飛び出しました。
唐太宗は驚喜しました:そうだそうだ、この虫たちは私を苦しめました!!愛卿真是妙手回春(妙手回春=すぐれた医術で病気がたちまち治る、医者をほめる言葉)。

孫思邈をねぎらうため、宴席を設けて招待しました。孫思邈に朝廷の官位を勧めましたが断れて、翌日離朝還郷(孫思邈は朝廷を後にして故郷に帰りました)。
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by jbucm | 2016-07-18 09:30 | 中医学 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 病因病機学説(三十)

素問・至真要大論篇第七十四(選び出す)①

篇名について

「至」とは「極めて」の意味である。「真」とは「精微」、広くて深いという意味である。「要」とは重要、綱要の意味である。『素問呉注・巻二十二』ではこう言っている、「道無尚謂之至、理無妄謂之真、提其綱謂之要(道にその続きがなければ至と謂う、理に妄りがなければ真と謂う、其の綱を分てれば要と謂う)」。

本篇は主に五運六気の関する概念及び六気の変化で引き起こす疾病の病機、証候、診断、治法などを討論した。これらの理論は極めて精深で重要であるため、『至真要大論篇』と名付けた。『素問直解・巻八』に「この篇は六気司天、六気在泉、正化あり、勝復(運気用語、勝気と復気の関係、または勝復を応用した治則)あり、標本寒熱あり、調治逆従あり、五味の陰陽・制方と奇遇は、謹奉天道で、人体に合わせる。故に『至真要大論』と云う」とある。

本篇の主な内容:

1、六気司天在泉、主勝と客勝、勝気と復気の規律及びそれが万物に対する影響、病気となった場合の証候と治療大法。

2、標本中気の治療法則及びその重要性。

3、五臓の六気が主病の病機理論――即ち、病機十九条。

4、正治法と反治法の概念。

5、南政・北政と六気変化が脈象に対する影響及び診断意義。

6、五味の属性、作用とその各帰所喜の一般的規律、及び方を組む関連する原則。

7、疾病と「三虚」の関係。六気の変化によって辨証論治する。

(李)
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by jbucm | 2016-07-11 11:30 | 中医学 | Comments(0)

孫思邈的≪養生銘≫

こんにちは、周です。医家・孫思邈逸話を紹介します。

第二話: 孫思邈的≪養生銘≫
陜西省耀県孫家源は孫思邈の故郷であります。当地の薬王廟の前に石碑が建てられています、石碑に孫思邈が著した≪養生銘≫を刻まれています。以下はその全文です。
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↑ 石碑(写真)の左側に≪養生銘≫があります。

怒甚偏傷気、思多太損神
神疲心易疫、気弱病来侵
勿使悲歓極、当令飲食均
再三防夜酔、第一戒晨嗔
亥寝鳴天鼓、寅興漱玉津
妖邪難侵犯、精気自全身
若要無諸病、常当節五辛
安神宜悦楽、惜気保和純
寿夭休論命、修行在本人
倘能遵此理、平地可朝真

孫思邈は道教の信者で、人の「精・気・神」を重んじて「三宝」と見なします、だから篇の始めに精神と情志から論述します。次は飲食の面も要注意と告げて、特に夜間に大吃大喝(派手に飲み食いする)を防止しなければならない、と提起します。「節五辛」とは、五味の偏傷をしないように、どの意味です。「漱玉津」は、朝に目覚めたら、舌で上下腭を舐め、口に津液を溜めたら嚥下する、どの意味です。
孫思邈は養生有道(養生の方法・徳行)があって、百歳も身強体健(体が健康・丈夫であります)で、「百齢名医」と称されます。中高年の人々は、いまもう一度≪養生銘≫を復習し、養生のためにもなります。
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by jbucm | 2016-07-04 09:30 | 中医学 | Comments(0)

『黄帝内経』筆記 病因病機学説(二十九)

霊枢・賊風第五十八⑤

【説明】本段は情志致病及び祝由治病に関する論述である。

故邪が体内に稽留していれば、たとえ軽い情志の波動があっても、体内の気血の逆乱が発生し、疾病を引き起こす可能性がある。これは、人体の正気が発病に重要なポジションを占めることを強調している。

疾病の発生は神によるものではなく、故邪と新邪が遭い「両気相搏」によるものである。『素問・五蔵別論』にも「拘于鬼神者、不可与言至徳」があり、『内経』の素朴な唯物主義の疾病観を反映し、当時に流行していた「唯神論」を論難した。

なお、「祝由」で一部の疾病を治療できる理由を述べた。まず、「祝由」の施術者は患者発病の原因を把握している、所謂「先知其病之所従生(病の発生する処を先に知る)」;あとは、五行の相制の規律を把握しているからである、所謂「知百病之勝(百病を勝つことを知る)」。故に、彼らは、患者の苦痛を知り、適当な精神的諭し導き(カウンセリングに相当する)して、病情を減軽或いは治すことができる。原文にある「二知」(知百病之勝、先知其病之所從生)とは、一部の疾病に対する「祝由」の方法で治療する理論根拠でもあれば、すべての医者にとって疾病を正確に治療するキーワードでもある。『素問・至真要大論』に「必伏其所主、而先知其所因」がある。また、『素問・移精変気論』にも「祝由」に関する記載がある。『内経』の中、治病の制勝之法では、五志相勝法のほか、五味相勝法や暗示療法など多種あり、これらは、中医治療学の需要な組成部分である。上記のほかに、『素問・陰陽応象大論』、『霊枢・師伝』など、関連する章節を合わせて勉強することはお勧めです。

本篇の主な内容は、①寒痺の病因病機と「因加而発」の意味及びその機理、②故邪を持つ上に情志素因が加えられた時の病理及び病変の特徴、③「祝由」が一部の疾病を治療できるとその道理などである。

では、『霊枢・賊風』の勉強はこれで終わりにします。次回からは、『素問・至真要大論』の一部を勉強しましょう。


(李)
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by jbucm | 2016-06-27 10:53 | 中医学 | Comments(0)

孫思邈与阿是穴 

こんにちは、周です。今回から医家・孫思邈逸話を紹介します。

第一話:孫思邈与阿是穴
針灸学の阿是穴は、孫思邈(2009年3月2日ブログ記事をご参照ください)が臨床治療を行った時に発見されたと言われています。

ある日の朝早く、孫思邈(当時の彼は70歳位であります)は≪千金要方≫を書いていました。突如、郷里の一人が急を告げに来ました:孫先生、昨日用があって私は青石村に行きました、陳阿大の病気は進行して病情が益々悪化していますよ。痛くて死にそうです。受診(服薬や針灸治療など)しましたが効果はありません。陳さんは先生の往診を望んでいますが、貧困の家庭で、先生の診察料を支払えないことを恐れています。

郷里の話を聞いた孫思邈は、少しも躊躇わなく、こう言いました:今すぐ診察しに行きます。
郷里:青石村は遠いです、しかも羊腸小道(曲がりくねった小道、山道を指します)が多く、2つの山と3の溝を超えないと行けません、先生は年配で大丈夫ですか?
孫思邈:私は確かに年ですが、また硬朗(老人が体が丈夫であります)ですよ。

そう言いながら、孫思邈は針を用意して、薬嚢(中薬を入りのリュック)を背負って、杖をついて往診の途につきます。夕方にようやく青石村に着き、陳阿大が住むボロ家を見つけました。孫思邈は人事不省の陳阿大に正規の穴位を刺して、意識を回復させましたが、止痛できなかったです。その後、何度も古書に記載されている止痛作用ある穴位をすべて刺しましたが、全然効きませんでした(陳阿大は依然として痛みを訴えています)。孫思邈は、まさか人体の腧穴(輸穴)は古書に記載されているものしかないことはあるまい?と疑問しました。

彼は暫く考えました。
孫思邈は患者(陳阿大)に聞きました:一番痛い処は何処ですか
陳阿大は有気無力(息づかいだけで声に力がない、元気のないさま)返事しました:左、左、左……腿

そして孫思邈は親指で患者左腿のある部位を押しながら、「ここですか?」と聞きました。膝関節の左上方の処を圧したら、陳阿大が突然「阿……是……是這児(ああ、そこだ)」叫びました。孫思邈はそこを刺し後、患者の痛みがなくなりました。彼は大喜び、「先生、この輸穴は凄く効きますね、これは何という穴位ですか?」と聞きました。患者の苦痛を解消したので、孫思邈も上機嫌で、ハハハと笑いながら「先ほど、あなたが阿……是と言いましたよね、あれは阿是穴ですよ」と答えました。

附:腧穴、いわゆる「ああ、そこだ」という体表の圧痛点・過敏点で、畦穴も同じです。
経穴には正規のルート(十四経)上にある経穴が361個、その他に効果の認められたルート外の奇穴が数多くあります。それらの穴位は、大体場所が決まっているのですが、それとは別に阿是穴と言うものがあります。この経穴は場所が決まっている訳ではありません。圧痛点とか反応点の事を言います。針灸治療では、阿是穴を追いかけて治療しては根本治療にはならず、体の状態を見極め、経穴や奇穴を使って治療します。基本的にはその通りですが、場合によっては阿是穴が重要になります(例えば捻挫や打撲などの痛みが残った時や、ぎっくり腰などは、阿是穴のほうがよいです)。
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by jbucm | 2016-06-20 09:30 | 中国の話 | Comments(0)

中医名言―「従陰陽則生、逆之則死」

こんにちは、周です。今回は中医名言―「従陰陽則生、逆之則死」を紹介します。

出典:《素問・四気調神大論》
「従陰陽則生、逆之則死」は、「陰陽に従えば則ち生きられる、それに(陰陽)逆らえば則ち死んでしまう」の意味です。

陰陽は事物の異なる属性であり、各種な事物に体現されています。それは古人が長年にわたっての生活や実践して得た認識でありますー自然界の事物の変化は、すべて陰陽の対立と統一の両面性を持つ。陰陽の対立と統一は内在に連係・相互作用・絶えない運動していて、事象の発生・発展・変化・消滅を支配して根源(原動力)であります。そこに《素問・陰陽応象大論》には「陰陽者、天地之道也、万物之綱紀、変化之父母、生殺之本始」とあります。人間は自然界に生存し、天地の陰陽四時の気を適応しなければなりません、もしこれを反したら、生命の根本(元真)を破壊され、疾病を発生し、甚だしい場合は死んでしまいます。これは中医学の「天人相応」(天人合一)という理論の重要性を反映しています。
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by jbucm | 2016-06-06 09:30 | 中医学 | Comments(0)