こんにちは、周です。今回からは秋季スープを紹介します。
秋の天候は乾燥です、人体は「乾燥症状」が出やすくなる季節です、例えば皮膚乾燥・皹裂、毛髪の不栄、口乾。甚だしい場合は咽喉腫痛、痰中帯血、大便秘結。生津養陰・滋陰多汁のスープはこれらの症状の減軽、或いは予防に役に立ちます。養陰潤肺、滋陰清潤の作用食材を選びは原則です。秋季に独特なスープを飲むと、肌膚及ぶ五臓を滋潤し、乾燥気候から機体に与える損傷の緩和ができます。
①沙参玉竹※(=保の下に火)猪肺湯(沙参・玉竹と豚の肺臓の煮込みスープ)
功効:潤肺止渇、養心安神
材料:猪肺500g 沙参・玉竹各9g 蜜棗8個
調味料:生姜2片(2切)、塩適量
作り方:
①猪肺は水できれいに洗い流す、大きめのサイズに切っておく
②沙参・玉竹は水できれいに洗い、水を切って2~3cmに切っておく
③鍋に全部の材料、生姜を入れ、適量の水を入れ、大火(強火)で沸騰させた後、小火(弱火)で水はヒタヒタなるまで煮込む
④塩で味を調える
このスープは身体虚弱、虚不受補、燥熱の者に適宜です。
注意事項:猪肺の中の血塊を水でよく流してください。
猪肺の薬膳作用:
性味帰経:甘・平。帰肺経
効能:補肺止咳、止血
主治:肺虚咳嗽、咯血