こんにちは、先週の土日(29日・30日)夏季講習会(後半)を行われました、ここでその内容を紹介します。
テーマ①:鬱症についての中医理論及び臨床治療(金 光亮教授)
以下の内容を講義されました
①概論
②臨床表現
③病因病機
④診断基準
⑤問診方法
⑥治療原則
⑦症例(5症例を取り上げられた)
ここで、中医学の角度から、鬱症「病因病機」について少し詳細を紹介しましょう。
基本病因:情志刺激
基本病機:肝気鬱結
病位:肝である、脾胃・心・腎・肺に影響する
病性:早期は肝鬱が主とし、多くの場合は実証に属する。中期は胃・心・肺に影響し、虚証か実証に属する、若しくは本虚標実である。後期は腎にも影響及び起こす、虚証である。
テーマ②:解剖学(李 紅岩先生)
解剖学は以下の内容です。
一、解剖学の概論
二、解剖学の用語
三、組織と細胞
四、動脉・静脈の分布
五、骨格系
六、関節と靱帯
七、筋系
八、神経系
3回にわたって今年の夏期講習会の紹介させて頂きました。ご覧になっていただき、ありがとうございました。来年のご参加を、お待ちしております。
(周)