名老中医の養生談⑬
――養生の歌
楊昇三先生、男性、1919年生まれ。 湖南省株州市中医医院婦人科の主任医師です。先生は『黄帝内経』や、『千金要方』、『寿世保元』などの古本を熟読されました。彼の性格が明くで、たくさん養生に関する歌を書かれました。
ここで、その歌の中、食養生に関する一首を紹介しましょう:
保健食品很広範,経常備用不中断。
紅棗桂圓煮鶏蛋,配入荔枝治神衰。 鶏蛋:たまご
魷魚墨魚及海蜇,食用滋腎又養肝。 魷魚、墨魚:いか。海蜇:くらげ
黒豆芝麻煎水飲,滋腎明目並止汗。 芝麻:胡麻
牛乳麦芽共煮服,或加鶏蛋当朝飯。
蓮子氷糖白木耳,潤肺止咳健脾胃。
此類食品常煮服,助我精神多充沛。
姜葱辣椒与大蒜,既傷津液又発散。 辣椒:唐辛子
我食辣椒出大汗,過食傷陰又損肝。
陰液不足宜少服,以上皆是経験談。
我的保健薬品少,感冒突発用三宝。
参蘇五積藿香丸,加姜橘餅煮服好。
毎回両袋見奇効,有痰還配二陳丸。 還:さらに
体虚年老治宜早,急病送進医院好。
慢性疾病分科治,保健薬品因人用。
不能乱用要知道,避免差錯事故閙。
参蘇五積藿香丸:参蘇散、五積散、藿香正気丸。 橘餅:みかんの砂糖漬け
(李)