手軽な中国家庭料理⑤
ある日、携帯電話に保存された数枚の写真を掘り出しました。それは、昨年のお正月に、娘と二人で餃子を作っていた時、娘が撮ってくれた写真です。もう、あれ以来餃子を作ったことがないから、これらの写真を見たら、突然、自分の手作り餃子を食べたくなっじゃいました(^@^)。
今日は、これらの写真を見ながら、自分なりの餃子作り方を紹介しましょう:
1、皮の生地を作る(餃子50個分)
材 料:小麦粉500g+約50g、ぬるま湯(或は牛乳)約400cc
作り方:大きなボールに小麦粉500gを入れ、ぬるま湯(牛乳の場合も40℃位まで温める)を静かに粉の中に注ぎ、最初はお箸で同じ方向に、次は手でこねます。水は少なめで、生地が多少固いほうが良いです。全身の力を入れて、粘土をこねるように同じ動作を何度も繰り返して、生地に弾力がでるまで、丁寧こねていきます。生地を丸めにして、濡れ布巾をかけて寝かせます。
2、具を作る(餃子50個分)
生地を寝かせている間、具を作ります。
材 料:豚のひき肉300g・剥きエビ100g・白菜1/4カット・ニラ1束・椎茸3枚・生姜1切り・長ネギ1本。
調味料:サラダ油・ごま油・塩・味の素・醤油各適量(お好みで花椒粉も適量)。
作り方:
①ひき肉に塩、味の素をふりかけ、醤油、ごま油を多めに、(お好みで花椒粉も適量)入れ、お箸で同じ方向に混ぜます。
②生姜をみじん切り、椎茸・長ネギ・剥きエビを細かく切ります。
③鍋にサラダ油を少々入れ、強火で温めます。②の材料を書いた順番で入れてさっと炒めます。香りが出たら火を止め、余熱があるので、続けて数回混ぜたら、①に乗せます。
④白菜を細かく切り、塩をふりかけ、水分を絞って①に乗せます。ニラも細かく切り、同様に①に入れて良く混ぜて具が出来上がります(たまごを1~2個炒って、細かく切って具に入れると香りが増します。実は、所謂「三鮮餃子」の具は上記の材料に白菜を除き、たまごを入れたものです)。
3、餃子を作る
まずは、餃子の皮を作ります。寝かせていた生地をこねます。それを麺棒と同じ太さに延ばし、ひとつ分の量(約2cm)に切ります。切った生地を丸めて、上から軽く押し、麺棒で延ばします(伸ばす時、まな板に少々小麦粉の粉を敷きます)。
具を伸ばした皮に乗せ、丁寧に包みます。手作りの皮なので、包む時に水を付ける必要ありません。包んだ餃子をサランラップの上に、間隔を空けて並ばせます(皮が軟らかい時、サランラップの上にも少々小麦粉の粉を振って置きます)。
上手に包めた餃子は水餃子に、具が出てきてしまいそうなのは蒸し餃子や焼き餃子にしましょう。ラー油や、黒酢、お醤油などをつけていただきましょう。
(李)