手軽な中国家常菜⑦--紅焼排骨(スペアリブ)と紅焼猪蹄(豚足)
2010年が残り一ヶ月もなく、いよいよ年末年始になり、皆さんは忙しくなりますね。忙しい時こそ、栄養があって美味しい食事を食べ、身体の中にパワーを蓄えましょう。私は最近太り気味を感じながら、やめられずに中華料理を作って美味しく食べています(^0^)。
中国料理名によく「紅焼**」があります、辞書で調べたら、「紅焼」とは、しょう油煮込みと訳されています。でも、実際は、しょう油煮込みとちょっと違いますね。肉や魚などを油と砂糖を加えて炒めたあと、しょう油などの調味料で煮込むものです。なお、色んな香辛料を加えると、色んな味を楽しめます。ここで、私が好きな料理二種類(紅焼排骨と紅焼猪蹄)を紹介しましょう。
材料:
紅焼排骨:豚のスペアリブ500g(3cmに位に切って貰います)、生姜1切り、ネギ1/2本、八角、花椒、唐辛子、サラダ油、料理酒、醤油、砂糖、塩適量。
紅焼猪蹄:豚足2本(1本を4つに切って貰います)、他は上と同じです(香辛料はお好みで調整してもokです)。
作り方:
1、切ってあるスペアリブ(豚足)を沸騰したお湯に入れて、色が変わったらお湯を捨てて、スペアリブ(豚足)を水で綺麗に洗い、水分を切る。生姜を薄切り、ねぎを3センチ位に切る。
2、中華鍋にサラダ油を大さじ1杯位入れ、熱くなったら、中火にして、砂糖大さじ3杯位入れて素早く炒める。黄色くなったら、スペアリブ(豚足)を入れて炒める。花椒(一つまみ)と八角(4~5個)を加え、香りが出るまで炒める。さらに炒めながら生姜、ネギ、料理酒、醤油を加える。最後、水たっぷり(肉を完全に埋もれるまで)入れ、蓋を閉め中火で煮込む。水分が少なくなったら、少々塩を入れて味を調え、強火で水分が濃い汁になるまで、焦げないように、よく混ぜます。
この料理の特徴は、濃い赤味を帯びます。難しいところは、砂糖を油で炒めて黄色になるまで、
火と時間の加減です。黄色みが足りないと綺麗に見えないだけでなく、味も足りないが、し過ぎると焦げてしまい、苦くなり美味しくなくなります。なお、肉より先に調味料を炒めると、香りが出やすいが、焦げ易いので、初心者は、やはり私が紹介した手順でやりましょう。
(李)