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植物の部位によって使う道が違う―その⑤

 生薬では、同じ植物の違う部位を使うと、薬効が違います。今回は蓮の大家族を紹介したいです。荷葉(かよう)、蓮子(れんし)、藕節(ぐうせつ)、蓮房(れんぼう)、蓮心(れんしん)、蓮須(れんす)など、観賞される葉と花から、食材の実と根まで全部薬材として使われています。

荷葉(かよう)は、乾燥した葉っぱです。味苦性平、清熱解暑ができます。
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蓮子(れんし)は、その果実で、味甘渋性平、健脾止瀉の効用があります。
蓮心(れんしん)は、蓮子の中の胚芽で、味苦性寒、効用は清心火です。
藕節(ぐうせつ)は、蓮根の節です。味甘渋性平、止血薬として使われます。


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蓮房(れんぼう)は、蜂の巣状の蓮の花托、味苦渋性温、消瘀止血の効用があります。

蓮須(れんす)は、蓮の花のしべ.またその雄しべです。味苦渋性平、止渋固精の効用を持ちます。



 最後に、何首烏(かしゅう)と夜交藤(やこうとう)を紹介しましょう。蓼科植物何首烏の乾燥した根部と藤です。何首烏(かしゅう)は味苦・甘、性温で、生で使うと通便・解瘡瘍の毒ができ、熟制すると補肝腎・益気血ができます。夜交藤(やこうとう)は味甘性平で、養血安神の作用があります。

(李)
by jbucm | 2011-01-27 10:33 | 中医学


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