2011年 04月 28日
女性生理周期の四段階の食養生法(二)
今回紹介する薬膳処方は気血陰陽の調整にとても重視しています。虚弱体質の人だけではなく、病気のない女性にもお使い頂けますが、逆に、気になる症状などがあった場合は、中医師や中医薬膳師の指導を受け、個人個人の状況に合わせ、施膳の材料を適当に加減することをお薦めします。なお、妊婦や準妊婦には慎重に使用すべきです。
第一段階(生理期)
この段階は、身体が陽から陰に転化するので、薬膳では陽気を補することを考えなければならないです。なお、現代医学では、女性の身体がこの時期に溶血のしくみを始動し、普段に何らかの原因で起こした瘀血をこの期間に排出することができるという認識があります。なので、中医の薬膳で、瘀血の排出を助けてあげることもしましょう。
ここで薦める食療方は次です:熟地黄、当帰、赤芍、桃仁各6g、紅花3g、益母草9g、薄切り生姜3枚、羊肉100g。一人1日の分量です。生理の最初の1~2日食べれば宜しいです。注意:出血が多い場合は、この食療方を食べないことです。
スープにしますが、作り方は当ブログ以前多く紹介しておりますので、こちらでは重複する必要がないです。
(李)