第三段階(排卵期、生理が終わってから第二週です。)
この段階は、陽気が段々盛んになります。女性の身体は排卵の準備段階~排卵の直後です。この時期の滋養方法は、陰陽の平和を促進することです。
この段階の食療方を紹介します(一人1日の分量):熟地黄9g,当帰、赤芍、女貞子、菟絲子各6g,豚の背骨1本,羊肉50g。煮込みスープを作ります。原則は、豚の背骨が完熟するまで煮込めば、良いです。自分の好みで少々調味料を加えて下さい。主にスープを飲むですが、食べられるものを食べてしまいましょう。この段階は一週間より少し短いです。2回程食べれば、良いです。
この処方は、滋補陰血の生薬の他に・滋補腎陰の女貞子と補腎陽の菟絲子を加えました。なお、羊肉も温陽のものだし、同時に「血肉有情のもの」でもあります。陽気の生発の促進ができます。この場合は、豚肉と羊肉を共用することは、陰陽平衡を促進の意味があります。
(李)