こんにちは、周です。今日(9月12日)は中秋節です。
宋の詩人・蘇 東坡の≪水調歌頭≫を紹介します。
丙辰中秋、歓歓達旦。大酔、作此篇、兼懐子由。
明月几時有?把酒問青天
不知天上宮闕、今夕是何年?
我欲乗風帰去、又恐*(=王に京)楼玉宇、高処不勝寒!
起舞弄清影、何似在人間?
転朱閣、低綺戸、照無眠
不応有恨、何事長向別時圓?
人有悲歓離合、月有陰晴圓缺、此事古難全
但愿人長久、千里共嬋娟
宋代の丙辰年(1076年)の中秋節に、蘇 東坡は朝まで痛飲し、泥酔して、この詞を書きました、子由(弟)を恋しく思う。
当時の蘇 東坡は密州(現在の山東省諸城県)に左遷され、政治に対しての不満と、弟の蘇 轍(号:子由)に6年間も会えなかったことに、感傷的になりました。詞の最後句―但愿人長久、千里共嬋娟は中秋節の代名詞となっています。