こんにちは、周です。今回は消渇を治療するに関する、最初の専門書の話です。
魏・晋・南北朝の期間に、中国医方書は非常に盛行していました。≪隋書・経籍志≫の記載によると、医家・謝南郡が著した≪療消渇衆方≫は、消渇を治療する・最初の専門書とされますが、この≪療消渇衆方≫は後世に残されてないです。隋の時代、巣元方らが、≪諸病源候論≫という医籍に、「消渇候」に関する論述があります:「夫消渇者、渇不止、小便多是也・・・・・・・其病変多発痈疽・・・・・・有病口甘者・・・・・・此肥美之所発。此人必食甘美而多肥」。当時、消渇に対する正確な認識であることがわかりました。その後、数多くの医家からの論述もあります、例えば、金の時代の著名な医家・劉完素(1120~1200年)が著した≪三消論≫は、診治消渇(消渇を診察と治療する)の専門医書であり、これは現存する、消渇を治療する・最初の専門書です。本書は消渇の病因、弁証及び治法について、比較的に深く入り込んで論述し、消渇の治療に一定の有効な方法を提供しました。清の時代の医家・周学海が、劉の子孫は保存していた抄本の基に、1884年に発行した≪周氏医学丛書≫に編集し、解釈もしました。