こんにちは、周です。今回は妊娠期間の食事を紹介します。
妊娠飲食を調整する目的は滋生気血であります、気血が満ちれば、胎児発育の源があり、分娩・哺乳の土台が作れます。妊娠の飲食は、新鮮な・あっさりしている・営養豊富・消化しやすいものがベストです。妊娠段階によって違います。
早期(懐妊~3ヵ月)
胎児発育は緩慢で、妊娠悪阻(妊娠早期に起こる悪心・嘔吐・食欲不振などの消化器症状)もありますので、飲食は宜少而精(量は少なく、品質がよいもの)、自分の口に合う食品や開胃(消化力を増し食欲を増進させること)できるものを選びます。新鮮な野菜と果物はよいです。悪阻を加重させないように、生臭い・辛い刺激があるものを避けるべきです。
中期(3~7ヵ月)
胎児発育は速い時期です、蛋白質・カルシウム・磷を豊富に含む食材を選びます。例えば、稲谷・豆・肉・魚・玉子(卵黄・乳製品・海老の皮・動物の骨格・緑黄色野菜・大豆・鶏肉・羊肉)。これらの食品は、生肌壮骨・益髄補脳作用があり、胎児発育に役に立ちます。
後期(8~10ヵ月)
胎児発育は特に速い時期で、大脳発育に関わり・大事な時期でもあります、営養の需要が一番多い時期です、品質が良い蛋白質を薦めます。また、動物性と植物性蛋白質の分配も考慮しなければなりません。塩分やアルカリ性食品は控え目にします(妊娠浮腫を防ぐ)。
妊婦は刺激があるもの(唐辛子・胡椒)、過敏性(アレルギー)があるもの(海老・蟹)を要注意です。禁酒・禁煙草、濃いお茶も避けるべきです。現代医学では、酒・煙草が胎児に悪影響を与えることを証明されました。流産・鬼胎(胞状奇胎、偽胎、早産で生まれた病弱な嬰児)・知力低下・発育不良になる可能性があります。