中医中薬専攻科 国際中医師試験を受ける方へ
2014年(平成26年)度、当校が参加する世界中医薬連合会が主催する国際中医師試験は、10月12日(日)・13日(月・祭)に行う予定です。
この数年間、国際中医師試験の内容は変わっておりませんが、合格基準は年々厳しくなっていまして、2012年度から、試験の内容及び合格基準は下記の通りです:
1.中医基礎理論
2.中医診断学
3.中薬学
4.中医方剤学
5.中医臨床総合
上記各科目の問題形式は共に、A型・B型選択問題を100問で、総点数100点で合格ラインは60点です。
*「中医臨床総合」に、中医内科学70%、中医婦人科・中医小児科・中医外科学各10%を占めます。
6.弁証論治: 問題形式は症例分析です。全4問を総点数が100点で合格ラインは60点です。
*「弁証論治」に、カルテの書き方を含む。4問の症例の中、3問が内科の症例です。
上記1~6の回答時間はそれぞれ90分です。
なお、上記の合格率基準で、2012年度、日本校はそれまで90%前後に維持できた合格率が73.5%まで下がりました。しかし、昨年度に受けられる皆さんは早めに試験の準備を始め、かつまじめに復習されたので、おめでたく、88.9%の合格率を果たしました。
さて、2014年(平成26年)に試験(再試験)を受けたい方は、今から試験の準備を始めることをお勧め致します。
試験の準備は、大きく二つに分けられます:その①は選択問題の練習です(『国際中医師標準試験復習大綱』を使用する);その②は弁証論治の練習です(内科学で詳しく勉強する各病証をしっかり覚えておくこと、臨床研究科を積極的に聴講する)。
今までの試験状況では、最も合格しにくいのは、「中医方剤学」と「弁証論治」、その次は「中薬学」でした。「弁証論治」の症例及び練習方法について、別途で解説致しますが、まず、「中医方剤学」と「中薬学」に重点を置き、問題集(『国際中医師標準試験復習大綱』)をクリアしましょう。
担任の教授は勿論応援致しますが、教務担当の李(り)と周(しゅう)も皆様を応援致しておりますので、勉強について分からないことなどがありましたら、どうぞ、遠慮なく、いつでも質問をして下さい。
(李)