こんにちは、周です。「単味」良方の紹介です。その13
腰痛
仙茅
仙茅25g 細辛3g 当帰9g 上記生薬を煎じて服用する、毎日1剤。
木瓜
木瓜100g 食塩10g 水3000cc 上記物を沸騰させてから、たらい(洗面器でもよい)に入れ、足湯にする、水(お湯)は三陰交(穴名)まで浸ける、毎回15~30分間。
また毎日朝一番、木瓜5g 食塩1g お湯で沖服する。
白朮
炒白朮60~90g 煎じて服用する。この方は、寒湿盛腰痛に適応する。
女貞子
女貞子250g 白酒(アルコール低いもの)500cc 女貞子を白酒に浸ける、3~4週を経てから飲める。毎日1~2回、1回20ccを飲む。
杜仲
①杜仲30g 猪尾(豚の尾) 上記物を一緒に煮て服用する。この方は、腎虚腰痛、遺精、慢性腰腿痛に適応する。
②杜仲60g 猪肚(豚の胃袋)1個 豚の胃袋はよく洗い、食べやすいサイズに切る、杜仲を加え、軟らかくまで煮る。塩で味を調えて食べる。
③杜仲30g 羊腎2個 葱・生姜・花椒・お酢・醤油・塩適量 羊腎は縦に半分を切る、(多め)塩でモミモミしてから水で洗い流す(尿の臭味を取る)、食べやすいサイズに切る。300ccの杜仲の煎汁を作る。羊腎・葱・生姜・花椒は杜仲の煎汁に入れて、軟らかくまで煮る。お酢・醤油・塩で味を調えて食べる。
④杜仲18g 甲魚(スッポン)1匹(約500g) 土鍋に入れて、文火で4時間煨する。
⑤杜仲12g 羊腎2個 黒豆60g 小茴香3g 生姜3片(約5g)塩 羊腎は縦に半分を切る、(多め)塩でモミモミしてから水で洗い流す(尿の臭味を取る)、食べやすいサイズに切る。杜仲・黒豆は10分間位煮てから羊腎を入れ、軟らかくまで煮る。小茴香・生姜・塩で味を調えて食べる。この方は、補腎固腰作用があり、腎虚腰痛に適応する。
⑥杜仲・補骨脂各15g 核桃仁50g 白米100g 杜仲・補骨脂・核桃仁の煎じ汁に白米を加え、文火でお粥を作る。朝晩2回食用する。この方は、補腎強腰作用があり、老人の肝腎両虚による腰痛・足膝痠軟に適応する。
⑦杜仲・破故紙・小茴香各9g 猪腎(豚の腎臓)2個 猪腎は縦に半分を切る、(多め)塩でモミモミしてから水で洗い流す(尿の臭味を取る)、食べやすいサイズに切る。杜仲・破故紙・小茴香を加え、猪腎の色が黒くまで煮る。毎日1剤。3~5日連続する。
以下の食物・中薬は腰痛に有効です。食べ方・作り方は省略します。
肉蓯蓉、断続、何首烏、当帰、枸杞葉、枸杞、鹿角屑、朝鮮人参