こんにちは、周です。今回は中薬対聯で婿を選ぶ逸話です。
昔、ある薬店の老板(経営者)は「対聯」が好きで、自ら「上聯」を出し、「下聯」が書ける男性を婿にする、と優雅の話がありました。
(対聯については、
2008年12月28日のブログ記事をご参照ください)
老板:煩暑最宜淡竹葉
男性:傷寒尤妙小柴胡
老板:玉葉金花一条根
男性:冬虫夏草九重皮
老板:白頭翁牽牛耕熟地
男性:天仙子相思配紅娘
老板:白頭翁、持大戟、跨海馬、与木賊草冦戦百合、旋覆回朝、不愧将軍国老
男性:紅娘子、挿玉簪、戴銀花、比牡丹芍薬勝五倍、蓯蓉出閣、宛如云母天仙
附:「上聯」「下聯」に、それぞれ9味中薬を含みます。
「上聯」:白頭翁、大戟、海馬、木賊、草冦、百合、旋覆花、将軍(大黄)、国老(甘草)
「下聯」:紅娘子、玉簪花、銀花、牡丹、芍薬、五倍子、蓯蓉(肉蓯蓉)、云母、天仙子
娘と男性を成婚する日、父は娘を送り出し時も、やはり「対聯」で言葉を交わしました。
父:放心去吧、不論生地、熟地、姻縁到処是親人
娘:女児知道!但聞藿香、木香、春風来時尽着花
中国語ができる方には、中国語を十分に堪能したでしょうか