こんにちは、周です。医家・孫思邈逸話を紹介します。
第二話: 孫思邈的≪養生銘≫
陜西省耀県孫家源は孫思邈の故郷であります。当地の薬王廟の前に石碑が建てられています、石碑に孫思邈が著した≪養生銘≫を刻まれています。以下はその全文です。
↑ 石碑(写真)の左側に≪養生銘≫があります。
怒甚偏傷気、思多太損神
神疲心易疫、気弱病来侵
勿使悲歓極、当令飲食均
再三防夜酔、第一戒晨嗔
亥寝鳴天鼓、寅興漱玉津
妖邪難侵犯、精気自全身
若要無諸病、常当節五辛
安神宜悦楽、惜気保和純
寿夭休論命、修行在本人
倘能遵此理、平地可朝真
孫思邈は道教の信者で、人の「精・気・神」を重んじて「三宝」と見なします、だから篇の始めに精神と情志から論述します。次は飲食の面も要注意と告げて、特に夜間に大吃大喝(派手に飲み食いする)を防止しなければならない、と提起します。「節五辛」とは、五味の偏傷をしないように、どの意味です。「漱玉津」は、朝に目覚めたら、舌で上下腭を舐め、口に津液を溜めたら嚥下する、どの意味です。
孫思邈は養生有道(養生の方法・徳行)があって、百歳も身強体健(体が健康・丈夫であります)で、「百齢名医」と称されます。中高年の人々は、いまもう一度≪養生銘≫を復習し、養生のためにもなります。