こんにちわ。周です。
これから、シリーズでお茶について紹介していきたいと思います。
中国茶の始まりは、今から約4700年前に、薬として飲まれていたと言われていますが、実ははっきりと分かっていません。
お茶が薬から嗜好品になったのは、三国時代以降です。晋から南北朝時代には貴族の間で、お酒の代わり、お茶が飲まれていたといわれています。唐代に入ると、お茶を飲む習慣は全国に広がり、「茶」の栽培が始まるなど、お茶は、人々の生活に深いかかわりを持つようになりました。飲茶の習慣は、時代の移り変わりを経て、一般庶民の間にも、浸透してきました。清代に、現代のような茶文化がほぼ確立されました。
中国では、食後によくお茶を飲む習慣があります。特に私の出身地である広東省がある中国の南方では、毎食後、お茶は欠かせないものです。プアール茶や烏龍茶がダイエットによいとされており、肥満・高脂血症が、欧米に比べて少ないのは、飲茶の習慣があることと関係があるとわかっています。
次回は中国茶の六大茶・花茶について、引き続き紹介していきます。お楽しみに・・。