こんにちわ。新井友加里です。
北京中医薬大学日本校では、中国にある北京中医薬大学の本校から来日された2名の教授が、中医中薬専攻科の講義しています。私もお世話になった、二名の教授にインタビューをしてみました。
今週はまず、李教授を紹介します。
プロフィール
李栄興 教授:1939年 生まれ。
1965年、北京中医薬大学(元北京中医学院)中医学部卒業、
1965年7月~1970年1月北京中医学院基礎部 教師として、勤務。
1970年~1987年7月 青海医学院中医学部、河北中学院中医学部などで教師、
また中医医師として、(国境地帯及び現場の建設を支援のため)勤務
1987年7月~北京中医薬大学に戻り、継続教育学院(元成人教育物)教師として、成人教育部主任、中医学部主任など歴任した。
医師・教師としてつとめて40年余り、豊富な臨床経験と高い中医学術レベルを持つ
中医学術論文を30編余り発表し、国家級の医学中核雑誌で、優秀論文一等賞などを獲得された事がある。
Q 日本での生活はいかがですか?
まず、日本での生活はとても便利だと感じました。また、学校関連の皆さんをはじめ日本の皆さんには、様々な面でお世話になり、心より感謝しております。
A 日本の方はとても友好的でで親切だと思っています。
ある日、電車の乗り換えを間違えて、迷ってしまったとき、、ある年配の方が言葉が分らず困っているわた私を見て、私が乗る電車のところまで送って下さったことがあります。このことには、とても感動しました。
日中両国間の友情関係はは一般の人々の中に根を下ろしていると思いました。
Q 日本校で教えることについてどう思いますか?
Aこの学校で勉強されている生徒達はとても勤勉です。授業を一所懸命聴講し、ノートをとっています。先生を尊敬し、礼儀正しく、また、非常に友好的で親切だという印象を持ちました。
私は特に皆さんのこのような勤勉さや、また、積極的に質問をすることにとても感動しました。
日本校の皆さんが中医学という専門過程での学習を全う出来ることを信じております。
ここに、皆さんが成功学習を最後までやり遂げ、皆さんの前に無限の前途が開かれることを
願ってやみません。
中医学はとても幅が広くまた、、奥深い学問であり、「教学相長」つまり教えることと学ぶことで相互に成長出来ると思います。実際、私は、皆さんに教えることにより、皆さんに知識を伝えることができましたが、同時に自分もさらに進歩することが出来、非常に嬉しく思っています。
Q これから入学したいと考える方々に一言お願いします。
A 中医学には三千年の歴史があり、他の国にはない、独特の医学体系を持ち、最高レベルの医学理論を持つだけではなく、十分豊富な臨床経験も有しています。中医学の大学に入り、中医学の課程を勉強できることは大変幸運なことで、得ることが極めて多いでしょう。
人間に最も大切なものは何でしょう?それは生命です。皆さんがご存知のように、生命には健康な身体が必要です。中医を勉強すれば、疾病の予防と治療に必要な理論と技術を把握し、自分の健康を管理できるだけではなく、同時に中医学の養生の道も学び、健康で長生きする方法を学ぶことが可能です。もちろん、あなた自身だけではなく、ご親族や友達にも養生法を教えてあげることが出来ます。言うまでもなく、あなたご自身の仕事における成功に対する助けともなります。
以上、李教授の紹介でした。来週は高教授の紹介です。