こんにちわ。新井友加里です。
日本校では、年に1度、研修旅行があります。
研修では、薬膳・気功・中医学の3コースに分かれた研修が組まれます。私は病院での中医学研修を選びました。3班に別れ(1つの班が約6名)、脳血管や糖尿病で入院患者さんの症状と脈や舌の色などを見せてもらい、処方を討論する病棟での研修が2日間。3日目は婦人科の外来の見学でした。
3日目の婦人科外来(不妊不育の専門外来)は、中国国内だけでなく、アメリカからも患者が来るほどの盛況で、圧倒されました。研修は昨年の9月連休にかけてでした。今年は60年に1度の金の豚の年といわれ、今年生まれの赤ちゃんはお金に困らないという言い伝えがあるため、中国ではベビーブームです。思えば研修は昨年の9月・・・。元々K先生は大人気の先生ですが、2007年生まれの子供を産みたい人が多くて、更に混んでいたのかもしれません・・・・。
研修以外に、4月生10月生合同で卒業式典があり、4月10月生合同の卒業証書が授与されました。
更に、私が卒業した昨年度は北京中医学大学本校が創立50周年だったので、卒業式典、研修以外にも、50周年記念式典や大宴会にも出席させていただきました。盛りだくさんの7日間でした。
オプショナルツアーは生薬市場、万里の長城、薬草園等に分かれて行動しました。
私は、薬草園にいき、
薬草を使った薬膳を堪能し、とても有意義でした!
自由時間には薬膳の本や中医学の本や薬膳食材を買ったりする時間もありました。
卒業される方は勿論のこと、在校生のかたも、卒業生のかたも、中国研修旅行にいくと、自分が学んでいる中医学が、病院で当たり前のように実践されている現実を見ることにより、また、本校の先生方や、本校の学生との交流、そして、同じ志をもって中医学を学ぶ同窓生との交流を通し、様々な刺激を受けることが出来ました。
今年は10月第3週を予定しています。詳細は学校にお問い合わせ下さいませ。