こんにちは、周です。
今回は青茶、紅茶、黒茶の特徴を紹介します。
青茶:半発酵で作られます。弱発酵から全発酵の間をすべて半発酵と区分するため、無発酵の緑茶に近いものから、全発酵の紅茶に近いものまで含まれる、味や香りの幅が最も広いお茶です。
日本でお馴染みの「烏龍茶」は青茶に属します。その中で、「高山烏龍茶」は発酵度が非常に浅いのですが、「白毫烏龍茶」は紅茶と言えるほどに発酵が進んでいます。
紅茶:全発酵のお茶です。紅茶といると欧米の飲み物というイメージがありますが、実は中国から伝わったものです。代表的な紅茶には、世界三大紅茶の「祁門紅茶」と、松の枝で燻焙されたスモーキーな香りが特徴の「正山小種」があります。
黒茶:後発酵のお茶です。発酵が進むにつれて、深い味わいとまろやかな香りが出ます。良く寝かせた年代が古ければ古いほど良いと言われています。やせるお茶として一世を風靡した「普洱茶」は、菌類を作用させて作られていますので、カビ臭さがありますが、味は非常に美味しいです。散茶と固形茶の両タイプがあります。
次回は花茶を紹介します。