2007年11月17~19日まで、世界中医薬学会連合会(以下は世界中連と略す)が主催する第二回会員大会及び第四回国際伝統医薬大会が、シンガポールにあるサンテック・シンガポール国際会議展示センターで開催されました。
17日午後、世界中連の李振吉秘書長が司会をされ、佘靖(シャ セイ)主席から《第二回会員大会においての工作報告》について、ご講演がありました。
世界中連が設立されてから4年間の成果を振り返ながら、今後の発展方向についての講演でした。大会では、選挙で第二期理事会メンバーを選出し、佘靖は主席に留任する事になりました。なお、当校の植松捷之理事長が、今期の理事に就任する事が決まりました。
また、第四回国際伝統医薬大会は世界中連が主宰し、35ヶ国の1000名余りの代表が出席しました。
188編の論文が応募され、その内96編が発表されました。論文の内容は、中医薬治療・科学技術・教育・管理・中医薬の新製品など、多方面にわたっています。
今回の交流会の主題は、「伝統医薬をみんなで受け継ぎ、そして、人類の健康に更に貢献する為に伝統医薬を発展させ、新機軸を打ち出す」事です。なお、次回(第五回)の国際伝統医薬大会は、2008年10月にマカオで開催する予定です。
この期間中、植松理事長は、日本における中医薬の発展や国際中医師能力認定試験の規準などについて、世界中連の李振吉秘書長と意見交換を行いました。