こんにちは、周です。今回はナマズ料理をご紹介します。
先日、次男が家の近くに流れている川でナマズを釣ってきました。2,3日間、家の大きなバケツにいれ、ナマズの体の汚れを吐き出させてから、調理しました。美味しかったです。
ナマズは中国語の漢字で書くと、鮎魚です。日本語のアユではありません。日本語のアユは中国語の漢字で小香魚と書きますので、間違わないで下さいね。(実は私も間違いました)。
鮎魚は中国南方地方に生殖しています、黏(粘)魚、塘虱、生仔魚とも言います。これらの別名を持つ訳は、以下の鮎魚の特徴と食療作用を見ていただければ分かると思います(写真ご参照ください)。
食療作用:
性味:温甘、帰経:胃・膀胱経
補気、滋陰、催乳(乳汁分泌の促進)、開胃(食欲促進)、利小便
特に催乳作用が優れており、且つ滋陰養血、補中気、開胃、利尿の効果もあり、鮎魚は中国南方地方の産婦、産後の食療滋補に欠かせない、先ず選ぶ食べ物になっています。
調理の方法は、炖(弱火で煮る)が最適ですが、紅焼(醤油焼き)、清蒸(蒸す)、煮湯(スープ)、肉丸子(肉だんこ)にしても美味しいです。
作り方
①粘液が豊富で、体の表面を覆っているため、調理の前に軽く湯通をしてし、水できれいに洗い流します(その作業により、ぬめりを取り除くことができます)。
②内臓(特に魚卵)には毒がありますので、捨ててください。
③食べやすいサイズに切って、サラダ油で先ず生姜(多めに使う)と一緒に5分間炒め、土鍋に移し、適量の水を加え、30分間炖します。
④食べる直前にネギを散らします。
禁忌及び注意事故:
①瘡瘍の者は慎重に
②牛・羊の油、牛肝、鹿肉、中薬の荊芥と相克する(中医学の専門用語で、一方が他方の働きを抑制、制約する作用を指します)ので、これらの物と一緒に食べるのは避けてください。