こんにちは、周です。今回中薬の話をします。
中薬の名を命名するのは、色々と関連があります。幾つかを紹介します。
中薬と
四季(春夏秋冬)
春砂仁、夏枯草、秋海棠、冬葵子 夏枯草↓
中薬と
気象(風雲雨雪雷霜)
風茄子、雲茯苓、雨傘草、雪里青、雷公藤、霜桑葉
中薬と
空間(東西南北中)
東白芍、西紅花、南沙参、北五味、人中白
中薬と
味(酸甜甘苦辣鹹淡)
酸棗仁、甜石蓮、甘草、苦参、辣蓼草、鹹秋石、淡竹葉
中薬と
地理
懐山薬、川窮、望江南、河白草、海金砂、洋金花
中薬と
陰陽五行(金木水火土)
陰地蕨、陽起石、金石斛、木棉花、水獺肝、火麻仁、土鱉魚
中薬と
五色(青黄赤白黒)
青黛、黄耆、赤芍、白朮、黒脂麻(黒胡麻)
中薬と
六畜(猪牛羊馬鶏狗)
猪歯皂、牛膝、羊躑躅、馬宝、鶏血藤、狗肝菜
中薬と
生肖(十二支)
鼠曲草、牛蒡子、虎杖根、菟絲子、竜胆草、蛇含石、馬歯莧、羊躑躅、猴棗、鶏舌香、狗鞭、猪歯皂
中薬と
数字
一見喜、両面針、三椏苦、四葉参、五加皮、六月雪、七月蓮、八月札、九香虫、十大功労葉、百部根、千年健、万年青
ところで、どうしてこんな名前を付けられたでしょうか?やはりそれぞれの味・色・形など及び産地と薬効に関連があるそうです。私は常用される夏枯草を調べました、《中薬大辞典》によると、この草は
夏至になると、自然に
枯れるから、その名前の由来だそうです。面白いですね、中薬学を学習したくなりませんか?
ほかを知りたい方は、是非、ご自分で調べてください。