去る11月11~16日、日本校13名の在校生・卒業生の方が北京本校への研修(大学付属病院での臨床実習)に参加されました。また、中医中薬専攻科・平成17年生の卒業式も行いました。やや肌寒いの初冬の北京ですが、晴れる日が続いていたので、過ごし易い天気でした。
大学付属病院での臨床実習は、一流の臨床医師指導の元で行い、先生の詳しい解説によって、今までに学んだ中医学の理論を臨床実践の中で検証されました。また、大学付属病院という環境の中で、日本では得られない、臨床の体験を習得することができました。
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(「国医堂」病院の薬局で処方しているところです、一山は1人患者一日分の煎じ薬です。)
14日の金曜日の午後4時半より、中医中薬専攻科・平成17年生の卒業式典は本校講堂にて行いました(13名研修に参加された方の他に、わざわざ当日北京に行って、卒業式に参加された卒業生が1名いました)。北京中医薬大学の喬旺忠副学長や、教務処、外事処の処長ら、本校の教授達の見守る中で、卒業証書を受け取る感動は、中医学を学んで良かったという思い出になられました。また、祝賀パーティでは、喬副学長や、日本校の高鶴亭学長、植松理事長からのお祝いの言葉を頂き、東直門病院で講義をして頂いた教授及び通訳の方、本校の一部の在学生とのコミュニケーションもでき、大変有意義なパーティでした。
なお、初めて北京を訪れる方にとっては、万里の長城の登りや、北京ダック、薬膳鍋料理等の北京料理や、中国の民族料理などに、満足して頂きました。
国立北京中医薬大学日本校は、学生及び関係者の皆様に中医学を学ぶ機会を作り、中医学の国際交流を深め、日本における中医学の普及と振興に尽力してまいりました。今回の研修旅行に、13名の方が参加され、臨床研修によって、中医学の技能を高めることが図れれば、幸いに存じます。
最後に、この場を借りて、今回ご参加いただきました14名の方々へ感謝の意を表したいです。皆様の温かいご協力によって、無事に終了しましたことを心から感謝いたします。短い旅とは言え、本格の中医病院で体験されて、充実な毎日を送ることが出来ましたでしょうか。
なお、皆様は研修レポーターや旅の思い出などが書かれましたら、是非、学校へお寄せ下さい。近いうちに「北京中医会報」や、学校のブログへ掲載したいと思います。
皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
(李)