ラブレター

こんにちは、周です。今回は薬名で書いた情書(ラブレター)の話です。

明代の文学者・劇作家である馮夢龍(1574~1646年)は、字が犹龍と言い、出身は呉県長州(今の江蘇省蘇州市)であります。当時の士大夫(官僚層、官職にない読書人を含む)の家庭に生まれ、兄弟三人(夢桂、夢龍、夢熊)は「呉下三傑」と呼ばれます。
馮夢龍が著した・世の中に知られている≪喩世明言≫、≪警世明言≫、≪醒世明言≫の以外に≪桂枝児≫、≪山歌≫という時調(民謡)集も書きました、その中に中薬名を用いてラブレターを書きました。

そのラブレターを紹介します。
你説我、負了心、無凭枳実、激得我蹬穿了地骨皮、愿対威霊仙発下盟誓。細辛将奴想、厚朴你自知、莫把我情書当作破胡紙。想人参最是離別恨、只為甘草口甜甜的哄到如今、黄連心苦苦嚅為伊耽悶、白芷児書不尽離情字、囑咐使君子、切莫做負恩人。你果是半夏当帰也、我情愿対着天南星徹夜的等。

ラブレターに14種の中薬名があります。皆さんも探してみてください。
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# by jbucm | 2017-04-24 09:30 | 中医学

29年度春の入学式


先週土曜日4月8日に北京中医薬大学日本校は新入生を迎えました。
中医中薬専攻科・医学気功整体専科・中医薬膳専科各科の新入生を迎えます。当校への御入学を頂き、誠にありがとうございます。

事務局の阿部から、当校(教室構成・災害時避難など)を紹介しました。
教務担当の李から勉強についてのことを説明しました。
気功科(気功)担当の宋先生、薬膳科(営養学・薬膳学)担当の梁先生は、オリエンテンション後(13:30から)初回授業しました。

全力で応援致しますので、頑張りましょう。これから3年間又は1年間、宜しくお願いしたします。

29年4月生は4月末までに募集していますので、入学をご希望の方は、こちらにTEL03-3818-8531・FAX03-3818-8532ご連絡下さい。

(教務担当:李・周)
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# by jbucm | 2017-04-10 09:30 | 学校行事・お知らせ

28年度春の卒業式

4月1日の土曜日は小雨が降り、桜花が満開しているところでした。当校は29年春の卒業式が行われました。その様子をお届け致します。

卒業されたのは、合計39名です。
平成26年4月生の中医中薬専攻科(13名)
平成28年4月生の医学気功整体専科(6名)、中医薬膳専科(20名)の皆様です。

まず理事長からお祝い言葉を頂き、卒業証書を渡されました。中医中薬専攻科の韓先生、中医薬膳専科の担任の先生方(梁先生、桜林先生、佐藤先生、加藤先生、鳳先生、田村先生、草香先生、田中先生)、医学気功専科の宋先生・李先生から、暖かい励ましの言葉を贈られました。最後に関連団体の北京中医会や中医食養学会の責任者から両会を紹介しました。
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その後、近くの中華料理レストランで行われた記念パーティーでは、卒業生たちが今後も中医学を勉強し続けたいと熱く語りあう様子が印象的でした。

中医学は奥が深いです、学校で勉強されたのは、あくまでも入門篇(勉強の方法)なので、卒業後も引き続き色んな形式で中医学を学ぶ必要あるのは間違いありません。

卒業生の皆様、三年間、又は一年間、本当にお疲れ様でした。日本に中医学を普及する事は、北京中医薬大学日本校の使命です。卒業後も私達にお手伝いの出来る事がございましたら、ご連絡を下さい。これからも、是非、一緒に頑張りましょう。

29年4月生は4月8日(土)に開講しますので、入学をご希望の方は、こちらにTEL03-3818-8531・FAX03-3818-8532ご連絡下さい。

(教務担当:李・周)
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# by jbucm | 2017-04-03 09:30 | 学校行事・お知らせ

こんにちは、三が月ぶりに黄帝内経の筆記を更新いたしました。こちらを読む前に、前回、12月19日の内容を復習しましょう。

素問・至真要大論篇第七十四(選び出す)⑥

【説明】一、本段は、勝気と復気の変化の原因及び規律について、「夫気之生、与其化衰盛異也」と述べている。時令が至らずに気が至る、或は時令が至っているのに気が至らず、勝気と復気が発生する。一般的に勝気が先で復気が後で発生する。勝気は復気の原因で、復気が勝気の結果である。勝気が盛んであれば復気も盛んになる;勝気が虚弱であれば復気も衰弱であり、勝気が緩和であれば復気も緩和である。これは天地変化の規律である。また、原文に「寒暑温涼盛衰之用、其在四維」と説明している。故に、慎重に四維の変化を察知すれば、勝復の発生も推測できる。

なお、より全面的に勝気と復気の概念や、発生の規律、及びそれによる発病の変化と勝復を応用した治則などを把握するには、本篇の上文及び『素問・気交変大論』などを参照して勉強したほうが良いでしょう。

二、本節は、脈象は四時の気候変化に応じるべき、応じないのは病脈になると説明してある。人は自然界と統一している整体であり、自然界の四時気候の変化は、万物の生・長・化・収・蔵に関わるだけではなく、人体臓腑の盛衰にも影響を与える。人体気血の運行は脈象で反映する。そのため、四時脈象の変化は疾病の診断に繋がる。たとえば、秋の脈に澀であるが数象がなければ、気化不利であり「四塞」に属す;秋の脈に数象がで過ぎるとなると、気候の交通がなり過ぎ、これも「非時の脈」である;四時の脈象が乱れる場合は、乗侮現象が発生し、気脈が乱れる;季節が過ぎてもその脈象が二度と至るのは、その母気が強すぎる兆候である;季節がまだ過ぎてないが、その主脈が先に消えるのは、本気が不足し、来る気(次の季節の気)があり過ぎることである;季節が過ぎてもその脈象がまだ去らないのは本気が有余で、来る気(次の季節の気)が不足していることである。上記のいずれも病脈である。

(李)


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# by jbucm | 2017-03-21 11:56 | 中医学

不思議な中文

こんにちは、周です。今回は中国語の話です。

以下は「我」と「佛」の会話です、中国語で紹介します。
有一天、我求了佛、佛説:我可以讓你許個愿。
我対佛説:讓我家人和所有朋友永遠健康!
佛説:只能四天
我説:行。春天、夏天、秋天、冬天
佛説:不行、三天
我説:行。昨天、今天、明天
佛説:不行、二天
我説:行。白天、黒天
佛説:不行、就一天
我説:行。
佛茫然問到:哪一天
我説:毎一天
佛説:行。家人和所有朋友天天健康!

心酔される中国文化!不思議な中文です。
中国語が分かる方は、中国語の素晴らしさが実感出来ましたでしょうか
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# by jbucm | 2017-03-13 09:30 | 中国語

梨膏糖

こんにちは、周です。今回は梨膏糖の話です。 

初唐の政治家・魏徴(580~643年)は親孝行な人だそうです。彼の母親は長年に咳嗽気喘(病)を患って、あちらこちらで診療を受けましたが、効果はなかったです。彼は母親の病情を凄く心配していました。魏徴の母親が病気であることを知っている唐太宗(皇帝)・李世民は、御医(侍医)の往診に行かせました。御医は細かくの望・聞・問・切診をした後、川貝・杏仁・陳皮・半夏など中薬(生薬)処方しました。老夫人は少し変わり者で、煎じ薬を一口飲んだら、「苦」と言いながら全然飲まないです。周囲の人は長いこと説得しましたが、老夫人はどうしても言うことを聞かないです。息子の魏徴もどうしょうもなく、慰めるほかないです。

翌日、老夫人は魏徴を前に呼んできて、梨を食べたいと言いました。魏徴は、すぐ老夫人の世話する人を買いに行かせました、買ってきた梨の皮を剥き、食べやすいサイズに切り、老夫人に食べてもらうとしました。だが、高齢の老夫人は歯がほとんど抜け落ちていて、梨も一切りだけ食べたら食べません。これは又も魏徴に困らせています。

梨を煮て加糖して梨汁を飲ませたら、いいかもしれませんと魏徴はそう思いました。老夫人は一口加糖した梨汁を飲んだ後、好喝!好喝!(美味しい)と言いながら、飲み干しました。薬効と美味しさを増すため、梨汁に処方された中薬の煎じ液・増量した砂糖を入れて一緒に煎じました。連日の疲れで薬を煎じる最中に魏徴がウトウトして寝てしまいました、起きて蓋を開けたら吃驚しましたー糖塊(砂糖の塊り)となっていました!!その糖塊を試して食べたら美味しい!香ばしくて甘い、これは行けると思いました。魏徴は母親に糖塊を食べさせました。老夫人が喜んで食べました。半月糖塊を食べ続きました、すると食事も美味しく感じて食べ、咳嗽気喘も治りました。

魏徴は中薬と梨の煎じ汁(糖塊)で母親の病を治った、という事があっという間に広げて行きました。以後、中医師(医者)もこの治療法を用いて良い効果が得られました。梨膏糖と呼ばれます。
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# by jbucm | 2017-02-27 09:30 | 中医学

2017年度の試験範囲はまだ来てないので、とりあえず昨年度のものを載せます)


No.1 証候名、慣れた名称の外感風熱証にしても大丈夫ですか?治法は辛涼解表だけではなく、清熱を入れるために辛涼透表清熱解毒とする必要はありませんか?

Ans証候名は、外感風熱証でもOKです治法ですが、この症例の場合は辛涼解表だけで充分です。清熱解毒法は、裏熱毒証の治療法です。


No.2 処方で蒼朮と厚朴(燥湿化痰薬)が入っていないのは、何か理由がありますか?

Ans蒼朮と厚朴は平胃散の中味で、湿阻中焦(湿邪が中焦に滞る)証に応用します。


No.3 証候名は風寒客表 水飲内停 でも大丈夫ですか?治法なのですが、止咳を入れるために解表化飲止咳平喘ではだめですか?

Ans証候名は寒飲伏肺(or風寒客表、水飲停肺)で表すほうが良いです。

寒飲停肺の場合は、止咳法を使ったら痰の排出に良くないので、化痰除飲法をします。痰飲は陰邪ですので、温化痰飲を治法とします。


No.5 証候名の心腎不足は、心腎不交のことですか?証候名を陰虚火旺にした場合は、治法に滋陰養血を入れるべきですか?

Ansそうですね、こちらの心腎不足は、「心腎不交」のことを指します(心煩不眠、腰がだるい、盗汗などの症状が出るから)。使用する方剤について、症例に陰虚火旺の症状(五心煩熱、口乾少津、舌紅、脈細数など)がなければ、天王補心丹がよいが、もし、このような症状があったら、治法に滋陰降火を加え、黄連阿膠湯か朱砂安神丸がよいでしょう。


No.6 証候名が、不眠の原因の一つである心肝血虚ではなく、肝血不足になったのは、血虚の症状がないからですか?

Ansまず、説明したいのは、この『練習問題』にありました病名と証型は試験センターが決めたもの(試験の範囲)です。なお、酸棗仁湯の適応症は肝血不足→血不養心血液が心を養えなくなる)とう証です。もちろん、多くのタイプの不眠は心に関わっています。次に、この症例の症状は明らかに肝血虚がメインです、なので、弁証は肝血不足でOKです。なお、肝血不足の証はほかの血虚の症状(例えば、頭暈、月経量少など)も見られます。


No.7 処方で桔梗を外した理由は?

Ans実は、臨床で血腑逐瘀湯を使って胸痺を治療する時は、桔梗を入れます。理由は、桔梗は「引経薬」の役目があり、他薬を胸中へ導く作用があるからです。しかし、一部の医者の考えでは、桔梗は血瘀の病機と治療に関係がないので、処方から外したのかも知れません。


No.8 証候名を外邪犯胃にすると、外邪が寒か熱かが不明なように思えますが、これでOKなのですね?治法を解表化湿理気和中と考えたのですが、間違っていますか?処方に厚朴、桔梗、茯苓、白朮を入れない理由は?

Ans外感風熱による嘔吐はあまり見られないので、寒邪だと思って頂くことは普通です。治法は解表化湿理気和中と考えたのはokです。

厚朴、茯苓、白朮は腹瀉に対し、桔梗は胸膈満悶に対する生薬で、この症例にこれらの症状は明らかに見られないので、外しても良いです。


No.11処方に枳壳を加味する理由は?

Ans枳殻は利気寛腸の作用を持ち、患者に裏急後重の症状があるので、木香・梹榔・枳殻を組み合わせると、行気作用を高め、裏急後重の症状に効果が良いです。

No.14 処方の炒曲とは何ですか?砂仁と白豆を加えて大棗を取る理由を教えてください。

Ans炒曲とは神麹を炒ったもので、消食の作用があり、食欲がない時に使うと良いものです。砂仁と白豆は湿阻中焦証対応します。大棗は少し滋膩(胃がもたれる)の副作用があり、湿濁内停証に良くないので外します。

No.15 処方に陳皮ではなく青皮、枳実ではなく枳壳にして、生姜と山梔子を加える意味を教えて下さい。

Ans陳皮に疏肝作用がないで、青皮はありますから、青皮を選びました。

原方にある枳殻より、枳実のほうが行気寛胸の作用が強いので使っても良いと思います。勿論、もし患者の体質が弱いなら、枳殻に変えたほうか良いです。

 吐き気があるので、生姜で止嘔のため使いました。

怒りっぽいので、舌苔が薄白でも肝火があると考えます、山梔子を使って清肝瀉火します。

No.16 処方に猪苓と沢瀉を入れる理由は?

Ans水腫、尿少の症状に対して、利尿消腫の効果を高めるため、猪苓と沢瀉を入れます。なお、便溏に対しても猪苓と沢瀉を入れて「利小便、実大便」の効果が得られます。

No.18 処方に黄連(清熱燥湿 瀉火解毒)と山梔子(瀉火除煩 清熱利湿 涼血解毒)が入っていますが、証候に「傷津」とあるのに大丈夫なのですか?

Ans患者の脈は有力で、胃熱が酷いということなので、黄連、山梔子で清熱瀉火します。滋陰の地黄、麦門冬が入っているので、傷津の心配は要りません。

大熱、壮熱、高熱の厳密な違いはありますか?

Ans壮熱は陽明経証、白虎湯証に現れる症状で、実証を代表します。

大熱は補中益気湯証に現れる症状で、多くの場合は虚証を代表します。

上の両方とも患者の自覚症状に属します。それに対して、高熱とは、体温計で測った温度を指します。

(李)




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# by jbucm | 2017-02-21 13:26 | 質問の回答


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