今月の17~19日に、北京郊外にある九華三荘という大きな総合施設にて、世界医学気功学会の第五回代表大会及び第七回学術交流大会に参加しました。

今回の会議で、日本校の植松 捷之理事長が、世界医学気功学会理事会の常務理事及び副秘書長に当選されました!
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会議の期間中、国際医学気功師試験の担当者から、5月日本校にて行われた「国際医学気功師認定試験」の結果を知らせられました。おめでたく、参加者全員合格です!

証書も頂いてきましたので、本日、郵便局・書留で発送致します。近いうちに、試験に参加された方のお手元に届くと思います。

これからも、皆様のご活躍を期待しております。

(李)
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by jbucm | 2012-06-27 10:59 | 学校行事・お知らせ | Comments(0)

名老中医の養生談⑩

名老中医の養生談⑩
――気功と長寿 
 
 
孫宜麟先生、男性、1915年2月生まれ。 遼寧中医薬大学付属病院腫瘍科の主任医師です。孫先生は中医内科の医師として60年以上従事し、1970年から癌の研究と治療に専念してきました。彼は、腫瘍の予防と治療に、疾病の全ての段階にも「元気」を育て上げることを重視すると主張しています。そして、「元気を育て上げる」重要な方法は気功であります。孫先生自分自身も、最も好きな運動は気功の練習です。

先生はいつも朝5時ごろに起床し、それから公園に行って太極拳や気功を練習しています。先生がよく練習する気功は『六字訣』です。ここで、『六字訣』を紹介しましょう。

『六字訣』は呼吸の練習です。孫先生は『寿世保元』の補益篇に記載されたものによって修練しています。「呼」とは六種あり、即ち息を吐き出す時に口から六種類の声を出す:それは、「he、hu、su、xu、xi、chui」です。「吸」(息を吸い込むこと)は一つだけです。

「he、hu、su、xu、xi、chui」はそれぞれの漢字があるが、漢字を使うと、日本語の発音になってしまいますので、練習の際、この通りで発音しましょう。「he」は心気を治す;「hu」は脾気を治す;「su」は肺気を治す;「xu」は肝気を治す;「xi」は胆気を治す;「chui」は腎気を治す。これは基本ですが、勿論、練功の時間、姿勢、方向、叩歯、鼻息などにもいろんな謂れがありますが、最初はそれほど拘らなくても良いです。自分の身体の弱いところに合わせ、また、季節に合わせて練習しましょう。毎日続けて練習することは一番大切なことです。 

(李)
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by jbucm | 2010-07-15 11:30 | 中医養生 | Comments(1)

5月30日・31日に、北京中医会九州支部主催の『中医学のすすめ~門外不出!あの還童功を学ぶ2DAYS』というイベントが行われました、とても充実した二日間でしたので、報告いたします。

一日目の5月30日(土曜日) 
午後1時半に受付後、まずは大浴場にて源泉かけ流しの温泉入浴をした。
別府温泉は、日本一の湧出量と源泉数を誇り、ラジウム泉以外はすべて湧出しているという日本一の温泉場である。会場である別府ホテル好楽は、別府の中でも、海に面した北浜地区にある老舗のホテル。泉質は、微黄色の炭酸水素塩泉、簡単にいえば、“つるつるさっぱり”の湯である。

温泉入浴の後は、推拿施術体験と同時に、中医学に関する講義を行った。まずは、推拿施術体験談から。「首が軽くなった。」「体が軽くなった。」「おもわず寝てしまった。とてもリラックスした気分になれた。」「こんな感じは初めて、マッサージとは全然違うんですね。」「思ったより痛くないですね。もっとゴリゴリポキポキされるのかと思った。」などなどの感想をいただいた。

講義はまず、中国医学推拿整体小倉養生所所長小倉一彦先生による『中医学の基礎知識』。
中医学について、“東洋医学と中医学の違い”、“中医学の特徴(整体観念・陰陽五行学説・弁証論治)”、“経絡と経穴”をできるだけわかりやすいように説明された。

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つぎは、サン・楽々健康塾主宰井上和彦先生による『五行色体表から見る健康管理~ツボを生かす健康法』、五行色体表を使って、前半は、五行理論の具体的な日常生活への活かし方、後半は、五腧穴を使っての簡単な健康法を実演でレクチャーした。

夕食は、国際中医師で国際薬膳師でもあり、福岡で薬膳教室、中医学教室を主宰している宇津原知世美先生監修の薬膳料理で、老舗ホテルの和食の料理長とのコラボレーションである。メニューは以下の通り。

食前酒
◇百花蛇養生酒  
〔材料〕百花蛇・枸杞子・山薬・霊芝・杜仲・熟地黄・甘草
◇補腎壮陽酒   
〔材料〕枸杞子・人参・鹿茸・霊芝・不老草・紅花・淫羊草・苦参・当帰・茯苓・黄芪
前菜      
◇茯苓凍鶏  (鶏肉のゼリー寄せ)
◇ゆばの金針菜巻き
◇温野菜のあんかけ
主菜         
◇梅醤魚片(白身魚の梅味噌はさみ蒸し)
◇たいのお刺身中国風
◇当帰入りにらと鶏肉の和え物
汁物
◇黄耆入り酸味スープ
◇そば粉のほうとう
ご飯          
◇五穀雑穀ご飯
デザート       
◇くるみのデザート

二日目(5月31日、日曜日) 
あさ6時にロビー前に集合。歩いて3分、別府湾を望む北浜公園へ。心地よい朝日の中、芝生の上で仙人長寿功を練習した。ホテルに帰って、小豆粥の朝食。
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そして、9時半より、いよいよ本丸の宋先生のセミナーが始まる。
九州での宋先生のセミナーは、北京中医会九州支部が発足してからは今回で6回目となる。今回のテーマは、還童功である。今回のセミナー参加者は、まったくの初心者から、還童功の講義一回受講の入門者、数回受講の中級者、毎回受講の上級者とそれぞれである。でもいつも宋先生は、我々参加者の顔ぶれを見て、その時のレベルに合わせてレクチャーしてくれる。

まずは、入門編。体軸に対して、垂直方向と平行方向の2パターンについて動作、呼吸、意念をわかりやすく説明。それから、しばし実技となる。みな額にうっすら汗が・・・。久しぶり(ではいけないのだが)の還童功に腰が・・・イタイ。その後理論、効果についての説明があった。いつも感心するのだが、宋先生の中医学的な説明は、非常に理論的でわかりやすい(当たり前といえば当たり前だが)。初めての方にもかなり優しい講義となった。我々中医会九州支部の面々には、良い復習の機会となった。

午後からは、応用編と題してあまり公表していないという“奥義”について小倉先生の体験談です:実は私自身、二カ月くらい前から右脇肋に鈍い痛みを感じていた。酒の飲みすぎか、はたまた、春という季節的なものか、日々のストレスからの肝鬱か・・・と、かなり気にはなっていたのだが、これが次の日からピタッと止まった(実技中は結構痛かった)。それまでは、自我推拿で何とかしのいでいたのだが、痛みはかなり軽減するも完全になくなることはなかったし、2~3日するとまた痛みが、ぶり返すというような状態だった。それが、あれからもう1週間近く(今日は6月6日)たつというのに、まったくどうもない。押さえても痛みはおろか違和感さえない。(何か大げさに聞こえるかもしれないが、本当に全く痛みはなくなった。)還童功の奥の深さには本当に脱帽です。

最後は、採気法について。『人盗万物、万物盗人』をキーワードに太陽や月から、植物から、山や海、河から気(エネルギー)をいただく方法である。陽の気と、陰の気、採気の時期と時間帯を詳しく教わった。続いての質疑応答でも積極的な質問が相次いだ。宋先生のセミナーはいつもそうだが、今回も参加者の皆さんの一人一人が何かを自分のものにできたと言えるような、そんな時間が過ごせたと思う。終了後は、それぞれが、宋先生と記念撮影。さすが大人気の宋先生でした。宋先生本当にいつもありがとうございます。

以上、小倉先生から寄せられたメッセージより編集致しました。先生、ありがとうございました。そして、二日間、ご苦労さまでした。  
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by jbucm | 2009-06-10 11:53 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)

医学気功の紹介

 気功とは、古典哲学思想に持って指導し、調心・調息・調身の三調を一体に融合して、人体潜在的な能力を開発し、心身とも鍛えることを目的とする技能である。

気功の流源分類
 1.伝統気功 2.道家気功 3.佛家気功 4.濡家気功
 5.医学気功 6.武術気功 7.民間気功 8.流行気功

医学気功とは、中医学気功の源は気功と本質の内在関係があり、古典哲学思想と中医理論に基いて、操作性、実践性、弁証証論を重視するものである。また、中医学気功の重要の範囲は人体養生、康復、治療である。

医学気功学の範囲
 ①気功基礎理論
 ②気功功法学
 ③気功治療学
 ④気功養生学
 ⑤気功文献学
 ⑥実験気功学

気功練習の効果
 1.増強体質 2.健美長寿 3.修身改命 4.防病治病 5.増強思惟
 6.開発知能 7.陶冶性情、涵養道徳 8.人類文明の新発展

当校の医学気功専科は、2008年10月生を募集しております。写真は、医学気功学担任講師、宋海君先生が「仙人長寿功」を演習しているところです。

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by jbucm | 2008-07-24 10:10 | 医学気功整体専科 | Comments(0)

気功の基礎

こんにちは。 北京厚済薬局の水本です。

今回は気功の基礎的な事に関して、ご紹介をしようと思います。
気功には動功と静功があり、その中に三調が位置しています。

 <動功>とは、「調身導引」であり、全身と四肢の運動を調節します。これにより筋肉、骨、皮膚に対する練習になります。 例としては、以前のブログでご紹介した「仙人長寿功」があります。
 <静功>とは、イメージであり、呼吸を調節します。この功法は身体や手足を動かす動作がなく、精・気・神(精神や思考)に対する練習になります。 例としては、「站とう功」があります。

 気功の練習においては、<動功><静功>の両方を練習します。動と静は、切り離すことができないからです。

 <三調>とは、
(1) 調身:身体を静止或いは運動させることで、身体を整えることです。調身の意義は、身体の状態を気功状態に適応させる、すなわち、静功の練習をする時には、姿勢を固定し、内気を調節し、気功の状態に入ることを意味します。 
(2) 調息:呼吸を調節する動きのことです。練気とも言います。調息の意義は、呼吸を調節する事で内気を養い、引導することです。これは、呼吸と内気が密接な関係にあるため、気功状態に入る重要な事です。
(3) 調心:心理状態を調節する動きのことです。練神とも言います。(中医学でいう“神”は、感情や思考の事を指します)調心の意義は、意識活動の内容と方法変える、すなわち、日常の意識活動から気功状態へ入ることです。一般的に日常の意識は外向性(意識は身体の外に向いているという意味)で、気功の練習時には意識は内向(意識は身体の内側に向いているという意味)する必要があります。

 この三調(調身・調息・調心)が一体となった時に、気功状態に入るという事ですから、簡単に言えば、「動作と呼吸、イメージが一体となる」という事になります。
 また、この三調が一体となることを、「三調合一」といい、どんな気功を練習する時にも重要な要素であり、基本的なルールになります。

・・・と、本当に簡単に書いてありますが、動作と呼吸、イメージを合わせて出来るようになるには、結構時間がかかります。日常では使わない事をしますから・・・。最初は誰でも出来ませんので、あせらず、続ける事が大切です。

とりあえず、動作を正確に覚える・・・私は、これだけでも時間がかかりました。ちなみに、「易筋経(古典気功の一つ)」は、動作も覚えきれませんでした。声を大にして言える事ではありませんけど、私は職業がら、薬の名前とか効能効果・用量は、かなり覚えられるんですよ。でも、身体の動作を覚えるのが、本当に苦手でして・・・。

そんな私でも、かれこれ6年ぐらいは気功を続けていますから、どんな方でもきっと大丈夫です。
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by jbucm | 2007-12-12 10:30 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)

気功の分類

こんにちは、 北京厚済薬局の水本です。

前回に引き続き、今回は気功の分類についてお話したいと思います。

気功は、歴史上の佛家、道家、儒家の著作物の中で、「静坐」「坐忘」「禅定」「胎息」「行気」「服気」「調気」「周天」「内丹」などの表現が使われていて、これらはみな気功の範囲に属しています。

現在の主な気功の分類は、大まかに分けると、「古典気功」「医学気功」「儒家気功」「佛家気功」「道家気功」「武術気功」があります。この中に細かい流派があるわけです。

ちなみに、医学気功整体専科で気功実技を担当されている宋 海君先生は、主に道家気功の華山派の気功を元に教えているそうです。日本ではご存知の方はいらっしゃらないかも知れませんが、中国では伝統のある流派で、女性の方が多いそうです。例えば、以前にブログでご紹介をした「仙人長寿功」も華山派の功法がもとになっています。もちろん、集中講義では古典気功も教えています。また、水曜日には武術気功(主に内家拳)も教えていらっしゃいます。
宋先生は子供の時から武術や気功を学ばれていますから、私が流派の話を先生に聞いても難しくて・・・、でも、ブログに載せきれない事だけは解かりました。さすが、中国4000年の歴史です。
ですから、今回のご紹介は、ほんの一部です。

「医学気功」は、4000~5000年前《内経》の中の記述にある“導引按蹻”が最も早い医学気功であると言われています。医学気功の起源は先秦時代で西漢時代に発展し、隋唐時代に成熟し、両宋金元時代に最も栄えました。

医学気功は、「防病治病(病気を予防し、病気を治す)」「強身健体(身体を強く健康にする)」を目的とした体の鍛錬です。医学気功の功法は多々ありますが、代表的なものとして「六字訣」や「八段錦」等があります。

気功には専門用語がありますので、簡単に説明をしようとしても、難しくなってしまいます。
最初は解からないかも知れませんが、だんだん理解が出来るようになります。
それに、授業は日本語で行いますから、ご心配なく。
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by jbucm | 2007-11-14 10:27 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)

気功の歴史 

こんにちは。 北京厚済薬局の水本です。

今回から、気功についての話を何回かに分けて、載せたいと思っています。
一般の方には、気功の歴史とか流派の話を知る機会がないと思いますので、簡単にご紹介をしたいと思います。

中国における気功の歴史は古く、起源は太古に遡ります。但し、歴史上の記載は5000年前と言われ、1975年中国山東省から出土した彩陶に練功(気功の習練の事)の形が残っていました。これは、宗教(仏教や道教)よりも数千年早いことになります。

中国春秋時代(紀元前770年~前221年)初期の《行気玉佩銘》には、気功の功法の一つである「小周天」について、練習方法と理論の記述がありました。
また、現存している始めての医学専門書である《黄帝内経》の中にも、気功の原理や功法及び練功の効能が記載されていました。
隋時代には、巣元方の著書《諸病源候論》に気功養生導引法が記載されていました。

気功という名称が使われたのは、近代に入り、1955年河北省に気功療養院が建てられてからです。

現代になり、科学技術の発展に伴い、中国では1987年から気功に関する研究が行われ、気功の定義は「気功とは、古典哲学思想をもって指導し、調心・調息・調身の三調を一体に融合し、人体潜在的な能力を開発し、心身共に鍛える事を目的とする技能」とされています。

歴史の話になるとかなり難しく、「これはいったい、いつ?」と思われると思います。(実は、私も苦手です)
ただ、古代から気功の目的は「袪病延年(病気を取り除いて寿命をのばす)」「不老不死」である事に変わりはありません。

次回は、気功の分類についてのお話にしたいと思います。
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by jbucm | 2007-10-31 11:31 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)

太極拳 上級コース

こんにちは。 北京厚済薬局の水本です。

今回は、太極拳 上級コースをご紹介します。このコースは、太極拳(簡化24式でも可)が一通り出来る方又は武術気功をされていた方を対象としています。
講師は、北京中医薬大学日本校教授 宋 海君先生です。

太極拳も武術気功の1部です。即ち、太極拳も武術気功も広義では気功に含まれます。日本校で教えている医学気功も、気功に含まれますから、気功と呼ぶ範囲はとても広くなります。

このお教室では、現在は、内家拳を習っています。日本では聞き慣れない言葉ですが、武術のお好きな方はご存知だと思います。私も先月まで、皆さんと一緒に内家拳を勉強をしていました。「内家拳」というと、女性の方はしり込みをしてしまうかもしれませんが、私を含め、女性の生徒さんも何人かいらっしゃいます。

ちなみに、私の場合は、仕事の都合上、いつも出れる訳ではありませんでしたので、太極拳のお教室に出た翌日は全身が筋肉痛でした。
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by jbucm | 2007-07-13 10:30 | 医学気功・太極拳 | Comments(0)


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